「発表会」と「コンサート」を使い分けるメリット
こんにちは、ヒロです。
先日、私の娘と息子が習っているピアノ教室主催のコンサートに参加してきました。
コンサートといっても、ピアノの生徒たちが今までの練習の成果をお披露目する「発表会」という位置付けです。
「なぜ、発表会とコンサートをあえて分けて呼ぶの?」
昔からピアノを習っていた人ほど、そう思う方もいるかもしれません。
私も自分が習っていた頃(20年以上前)「コンサート」という呼び方はプロのイメージしかなかったので、いつも「発表会」と呼ぶのが普通でした。
実は、このピアノ教室でも2パターン開催されています。
発表会とコンサート。
前者は言葉の通り、ピアノ発表会として2年に1回の頻度で開催され、どちらかと言うとアットホームな雰囲気で上達の成果を見せ合うイメージでしょうか。
後者はその発表会の翌年(頻度としては同じく2年に1回)、大きなコンサートホールで開催されます。
※ちなみに今回の会場は、全国でも有数のコンサートホールとスタインウェイ&サンズ!!

コンサートと呼んでいる理由は、実際にプロのピアニストがメインイベントとして演奏してくれること、それから一般人も無料参加できる形式にしていること。
要するに、ガチガチの演奏会というイメージです。
もちろん、ピアノ教室の生徒さんたちが演奏するので、小さい子は4歳頃から、高校生あるいは社会人と幅広いレベルの演奏を聴くことになります。
子供たちのお遊びやお遊戯会的な要素は一切なく、静寂な中でクラシック曲のみ。
なぜ、このような2種類の形式で、隔年で交互に開催するのかを色々考えてみると、やはりそこには大きなメリットがあります。
結論から言ってしまうと、やはりピアノのスキルアップにはガチガチの雰囲気で演奏する経験が欠かせないということ。
コンクールに出場すれば強制的に経験できることですが、生徒全員が出場することはまずあり得ません。
ピアノコンクールに参加するためには、経済面ではもちろん、精神的にも肉体的にもかなりハードなチャレンジになるので、「先生」「本人」そして「家族」にどれだけの覚悟があるかが勝負になります。
(詳しくはコチラの記事をどうぞ↓)
ピアノの【コンクール】へ出場することで、レッスンでは得られない特別な経験を積める。
たった一度でも【ピアノコンクール受賞歴】があれば、その後は大きなモチベーションになる。
子どもがピアノコンクールで【入賞】するために必要な最低限の練習時間とは?
実際には、レッスン教室で開催される定期的な発表会やコンサートなどのイベントを利用して、ガチガチのステージで演奏することを経験することになります。
隔年でガチガチのコンサートを開催するメリット
「じゃぁ毎年ガチガチの発表会にすればよくない?」
単純にそう思うかもしれませんが、ここは主催する先生側でもかなり難しい判断になってくるかもしれませんね。
ちなみに私が子供の頃のピアノ教室では、毎年文化センターでピアノの発表会を開催していました。
毎年開催なので、ガチガチにしたいのですが曲と成長が追いつかないんですよね(マジで)。
結果的に、前の年も次の年も同じような曲の難易度みたいな、、、。
それなのに毎年発表会の曲を仕上げることに追われるので、結果的には基礎(ハノンなど)の練習時間を削るはめになったり。
加えて、お披露目会としての位置付けなのですが、聴衆として1、2位を争うであろう祖父母の参加率は毎年開催だとなかなか上がらないのが実情です。
「今年は出れないけど、来年もあるしなぁ、、」
なんて感じになりやすいですが、隔年だとそうはいきませんよね?
「今年見れないと次は2年後かぁ、、、何とかして観に行きたい!」
過去の私自身の祖父母の時も、同居していない私の母親(孫にとっての祖母)も同じ反応です。
このように隔年開催にすることによって、逆にメリットがあるんですよ。
我が家も小学6年間でたった3回しかコンサートを経験できませんが、体力的にもちょうど良い頻度かな?と思ってるところです。
もちろん、コンサート形式でない普通の発表会でもしっかり仕上げていく必要があるので、それはそれで大変なのですが(笑)
孫がピアノを本気で弾く姿ほど感動するものはない
話を戻しますが、先日のコンサートで私が一番感じたことは、祖父母の割合が非常に多いということでしょうか。
県内の有名なコンサートホールで開催されたのですが、座席を見渡してみると、半数は孫の成長を楽しみに観に来た祖父母であることがわかりました。
ちなみに我が家は曽祖母まで参加したくらいです。
孫や曾孫の成長をステージで観ることができるピアノ発表会やコンサートは、祖父母にとっても貴重なイベントなんですよ。
演奏へのリアクションも、毎日練習を聴いている親は正直微妙なんです、、、。
だって、我が子の演奏はもう何百回と聴いていますから。
どれだけミスが出ないか、心の中でただただ祈るばかり。
ハラハラしすぎて感動に浸れる余裕は正直ありません(笑)!
でも、祖父母はやっぱりそこが違うんですよね。
祖父母は誰もそんな見方はしていません。
孫の演奏を聴いて素直に感動し、孫がここまで成長したことを素直に実感してくれます。
言葉の説明なんて要らないんですよ、このイベントだけは。
過去も現在もこれだけは変わらない、ピアノが持つある種の「魔力」なんですよね。
私も自分の孫たちにはぜひピアノを習ってほしい。
コンサートの休憩時間や閉会後に、嬉しそうに孫の自慢をする祖父母たちの会話を聞いていると、単なるイベントではないことがよくわかります。
小さな孫が大ホールのステージで堂々とピアノを弾く姿は、祖父母たちにとって本当に衝撃レベルなんだと思います。
ピアノを発表する場に、ぜひ祖父母を呼びましょう
もし、これまでにピアノの発表会やコンサートで祖父母を呼んだことがない方はぜひ次回から呼んであげて下さい。
「いや、うちは家族だけで、、、」
その考えも良くわかります。
でも公衆での祖父母と孫の交流って、実は滅多にないチャンスなんです。
しかもガチンコ一発勝負のピアノ演奏ともなれば、子どもたちの本気の表情を見せてあげることができる絶好の機会!
感動とは、本気で取り組んでいる姿から生まれるものですから。
小さな孫たちから感動を与えられるなんて、祖父母にとってこれほど幸福なことはありませんよ。
繰り返しますが、ピアノの発表会やコンサート(もちろんコンクールも)は祖父母が最も感動する機会になり得ます。
人生の貴重な瞬間を、親子代々で一緒に共有してみてはいかがですか?