たった一度でも【ピアノコンクール受賞歴】があれば、その後は大きなモチベーションになる。

コンクール



一年後のリベンジマッチへ向けて、始動。

 

こんにちは、婿殿HIRO@donomuko16)です。

 

長女のコンクールデビュー戦惨敗から、季節がめぐり、早くも半年が経過した頃。

 

時間はかかりましたが、自ら譜読(ふどく:音符を読む)する姿勢が身につきました。そして、毎晩必ずピアノに向かう習慣が作られました。

 

本音を言えば、まだまだザボり癖は残っており、私たちが練習しなさいと促すこともしばしば、、。それでも、習い始めてからの4年間と比べたら大きな変化です。

 

お子様がピアノを好きになれない主な理由を挙げます。

 

そもそも音楽に興味がない

楽譜を自力で読むことができない

毎日の練習が苦痛

 

我が家の長女は、①はクリアしていたのですが、②が原因でピアノを毛嫌いしていたようです。そのため、譜読ができるようになるにつれ、自発的に練習する長さも伸びていきました。

 

結局のところ、学校の勉強と一緒なんです。解れば楽しいし、解らなければ嫌い。

 

あなたのお子さんが②で躓いているのであれば、そこを優先的にクリアする方法を模索して下さい。楽譜が理解できないのに、練習だけさせてもおそらく大きな変化は見込めません。

 

リベンジマッチへのエントリー

 

今回も県のジュニアピアノコンクール

 

ヤマハ協賛ということもあり、あいかわらずの人気です。毎年参加申し込みの時期になると、県内の楽器店やピアノ教室、ヤマハミュージアムなど至る所に宣伝ポスターが貼られます。課題曲の楽譜はヤマハの店舗でも最前列に並びます。

 

長女はもう小学3年生ですが、前年同様に初級Aでのエントリーです。理由は、このレベルを正面から突破しておかなければ、高望みしても意味がないと考えたためです。

 

まぁ、実際には初級Aが毎年一番参加人数が多く、40~50名近い小学生が集まります。小学3年だとまだ若いレベルで、初級というカテゴリーイメージ以上の難易度となります。

 

選んだ課題曲は「ブルグミュラー25の練習曲」より、第20番・タランテラ

 



余談 ブルグミュラーと『タランテラ La Tarentelle』の歴史

 

ブルグミュラーは激動の19世紀ドイツ生まれの作曲家です。

 

25の練習曲』を作曲した当時はフランスのパリ在住でした。ですので、La Tarentelleとフランス語表記が用いられます。

 

「え、、、、タランチュラ??なぜ蜘蛛が曲名、、、?」

 

私も初めはそう思いました。

 

しかし、学術的によくよく調べてみると、タランテラ=タランチュラではないのです。実は多くのピアノ講師も誤って理解しているようです。曲調が確かに蜘蛛を連想するので、、、、。

 

実はこの二つの単語の語源は一緒です。イタリア南部の都市・ターラント(Taranto)から派生した同じく南部の都市・ナポリに、タランテラという伝統舞曲があります。

 

このタランテラは速いテンポで踊る民族舞踊で、マンドリンやタンバリンを用います。

 

実は、ブルグミュラーだけでなくショパンシューベルトメンデルスゾーンリストなどのクラシック作曲家達もこのタランテラを曲に組み込んでいるのです。(全員レジェンドすぎて興奮していまいますね!)

 

毒グモタランチュラも同じターラントが語源です。イタリアの人たちは、この毒グモに噛まれたらタランテラを踊って解毒の儀式のようなことを実際に行っていたと、イタリア民謡史にも記されているそうです。

 

まぁ、実際に小さなお子様たちにこんなマニアックな説明をしても理解されません。従来通り、タランチュラのイメージで弾かせた方が良いと思います。終始緊張感の高い曲なので、、、。

 

我が家の長女はそもそもタランチュラすら知らず、イメージ自体沸きませんでしたので、インターネットで検索して(虫嫌いの私は見たくもない)画像や動画をたくさん見せました。

 

くれぐれも、気持ち悪い曲、と勘違いはしないで下さい。名曲です。

 

リベンジマッチで勝ち取った、小さな「栄誉」。

 

コンクール前日の夜、私が布団で寝ているとパタパタパタパタと何かが歩いているような音がしました。

 

「まさかゴキブリ、、、?!」

 

極度のゴキブリ恐怖症な私は恐る恐る音の方を照らしました。

 

すると、眠っている長女の指が動いていました(違う意味でホラーですが、、、)。

 

そうです。寝ているのに指だけが勝手にピアノを弾いている動きをしていたのです。最初はふざけているのかと思いましたが、本当に爆睡していたので、まさに体で覚えていたのかもしれません。

 

コンクール当日、我が家の長女は1年前とはまるで別人の姿を見せてくれました。

 

今回の審査員は著名なピアニスト3名で、トップは某国立大学名誉教授(かなりビッグネームです)です。このあたりはさすがヤマハ協賛といったところでしょうか。

 

審査結果は100点満点で3名がそれぞれ868285と非常に高い評価でした。

 

 

そして、見事に上級生達を押し退けて「最優秀賞」を受賞し、壇上で表彰されるまでに成長したのです。静まり返った会場で、長女の名前が最後に呼ばれた時の感動は今でも鮮明に覚えています。妻の泣き声が漏れていました。私はただただ、凄いとしか言えませんでした。

 

そこから、長女のピアノに対する自信が一気に変わっていくのがわかりました。同時に、ピアノ教室の同年代の子達からも尊敬され、もう負けられないというプライドが本人に芽生えました。

 

たった一度のコンクール受賞が、その子にとっては大きな成長のきっかけとなるのです。

 

この翌月、ジュニアピアノコンクール最優秀賞受賞者だけが集うコンクールファイナルへ出場しましたが、その話はまた別の機会に。

 

みなさんのお子様もぜひ、コンクールに出場するからには常に受賞を狙って下さい。

 

壇上に登ることで見えるその景色は、小さな体にとって私達が思っている以上の影響を及ぼすのです。ここに、高いお金を払ってでも挑戦することの意味があるのです。


 

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【ブルグミュラーコンクール】小学3・4年生B部門での優秀賞から感じた、一度自信がついた子供の強さ。