子供のピアノレッスンに【ハノン(HANON)】は必要なの??経験者が振り返るメリットとデメリット

ハノン HANON アノン ピアノ 教本 指 ピアノ

ひと昔前はハノンが定番だった

 

こんにちは、婿殿ヒロです!

 

あなたのお子さんは、ピアノのレッスン教材に【ハノン】を使っていますか?

 

「ハノンなんて知ってて当たり前じゃん!」

 

「ハノン?聞いたことないけど、、、」

 

現代では、このどちらかに分かれるかもしれませんね。

 

実は私がピアノを習っていた30年前頃(←いつの時代だよって感じですが)、【ハノン】はピアノのレッスン教材として定番だったんですよ。

 

ハノンのピアノ教則本

 

ピアノ業界でハノンと言えば、おそらく大半の方が教材を思い浮かべます。

 

でもハノンって、実はフランス人の名前。

 

ハノンは1820年生まれの教会オルガニストですが、晩期はローマの音楽院でピアノの名誉教授にもなっています。

 

作曲家でもありましたが、教授としてピアノの教育に力を注いだ人物なんですよ。

 

呼び名としてはHANONと綴ってアノンと発音するようですが、日本ではローマ字読みでそのまま【ハノン】として馴染まれてしまったようですね。

 

このハノンが残した著作で最も有名なのが、ピアノ教則本『60の練習曲によるヴィルトゥオーゾ・ピアニスト』。

 

ざっくり言えば、指の練習のために作られたようなレッスン本。

 

全音楽譜出版社が和訳して発刊した青い本は、楽譜コーナーで今でもよく見かけますね。

 

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ピアノ業界ではそれだけ有名なんです、このハノンって。

 

ちなみに私も小学3年生頃、当時のピアノの先生からこのハノンピアノ教本を渡され、高校生で習い終わる最後の時まで弾かされ続けました、、、

 

30年近く経った今でも使っているので、もうボロボロですが(笑)↓

ハノン HANON ピアノ

 

人生で最も長くお供している本になってしまいました、、、本だけでなく物としても一番長いかもしれません。

 

(余談ですが)あなたのお子さんがどんなに幼くても、ピアノの楽譜はピアノと同じように大事に扱わせてくださいね。

 

楽譜の神様が必ず本番の演奏で助けてくれますよ!

 

現代はハノンをそこまで重視していない

 

つい先日、ピアノを習っている小学5年生の娘とハノンについて話す機会がありました。

 

私は当時がっつりハノンを練習してきたのですが、娘は楽譜を購入しているものの、練習でもピアノのレッスンでもあまり(というか全く)使っていません。

 

ハノンはひと昔前まで世界中のピアノ初学者にとってド定番でしたが、現在はそこまで重要視されていないようです。

 

最終的には指導するピアノの先生の判断になってくると思いますが、ネットの口コミを見ても議論が真っ二つに分かれているくらい、賛成派と反対派がいますね。

 

ここで勘違いしてほしくないのですが、ハノンのピアノ教本を使うか使わないかの問題で、「指の練習」が重要でないと言っているわけではありませんよ!!

 

要するに、この数十年で様々なピアノ教本が出版され、より研究・洗練された練習方法が世の中に出回ってきているということです。

 

他の教材で指をしっかり鍛えることができれば、わざわざ古いハノンのピアノ教本を使う必要はないのでは?という意見が増えてきました(マジで)。

 

娘がハノンを使っていないのは、他の教材で足りているからなんですね。

 

ちなみに私はハノンでしごかれた記憶しかないので、、、

 

「ハノンを真面目にやらんとは、ピアノをナメとるのかーー!!」

 

と初めの頃は怒っていましたが、実際にハノンを全く練習しなくても娘はコンクールで受賞しているので、今では何も言えなくなりました(笑)

 

(娘のコンクール記事はこちら↓)

 

たった一度でも【ピアノコンクール受賞歴】があれば、その後は大きなモチベーションになる。

 

【ブルグミュラーコンクール】小学3・4年B部門での優秀賞から感じた、一度自信がついた子供の強さ。

 

【ブルグミュラーコンクール・ファイナル】小学3・4年Bの銀賞受賞と、審査員評価から予測する採点基準

 

大人になって振り返る、ハノンのメリット&デメリット

 

「結局、子供にハノンの練習をさせるのって時代遅れなの?」

 

こんな質問をよく見かけますが、答えは一つ。

 

お子さんが大人になった時、子供の頃にハノンをがっつりやり込んで良かったと必ず実感するはずです。

 

たとえプロまでは目指していなくても。

 

ハノンに費やした指の練習時間は、習い事のピアノを辞めたとしても、何年経っても身体に染み付いているんですよね。

 

時々、他のピアノ教材も楽譜屋さんで眺めたりしますが、ハノンほど基礎を重視してやり続ける構成はなかなか見当たりません。

 

野球の練習に例えるなら、ひたすら素振りをしまくると言った感じでしょうか?

 

実際に私もピアノから離れた期間が10年もありましたが、楽譜の読み方すら忘れていても指は少し感覚を取り戻すだけで結構動くようになりましたよ。

 

(お恥ずかしながら、私自身のピアノ人生はコチラ↓)

【ピアノ】を習ったしょーもない理由と【ピアノ】を嫌いになったしょーもない理由。そして今では【ピアノ】が大好きなんですって話。

 

指が動くって、ピアノを再開するモチベーションにも繋がるし、本当に嬉しいことなんです!

 

一方のデメリットについて、ハノンユーザーとして正直に挙げておきますね。

 

1)激しい練習曲が続くだけなので、誰かに聴かせるためではないのが残念。

 

2)正しい弾き方をしないと、何歳で弾いても手首がぶっ壊れる(腱鞘炎)。

 

3)一見すると、ハノンをやらずにメロディな曲を練習している子の方が早く上達しているように見えてしまう。

 

最後の理由3は、子どもにとっては結構大きいかもしれませんね、、、

 

成長を感じにくい、というのは正直あると思います。

 

コツコツとピアノの練習をするお子さんには絶対にオススメですが、好きな曲だけ弾きたいというタイプの子には不向きです。

 

おわりに

 

ピアノの先生が普段ハノンを使わない場合でも、ぜひ一度お子さんに家で弾かせてみて下さい。

 

薬指と小指が圧倒的に力が弱いことに気づくことになるかもしれません。

 

それだけハノンのピアノ教本は、全ての指を平等に鍛えるための完成された楽譜なんですね。

 

私が大好きな作曲家&ピアニストの【久石譲】も、コンサートでピアノ演奏する際、本番前に必ずハノンを練習すると語っています。(ハーサル室にピアノがなくても、鍵盤が書いてあるマイ・タオルで練習するそうですよ!)

 

【久石譲】作曲者本人のピアノ演奏だからできる世界観!!オススメのジブリ名曲(動画)

 

【久石譲】ジブリ音楽だけじゃない!!日本が誇る作曲家の功績『Summer』『HANA-BI』他(北野武映画)

 

プロのピアニストほど、ハノンのような基礎の練習曲を絶対に疎かにしないんですよね。

 

あなたのお子さんがもしハノンを嫌々練習していたら、ぜひ今回の内容を教えてあげて下さい。

 

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