【月光】~第三楽章~を聴くなら迷わずコレ!!お勧めのピアニスト紹介【動画付き】

ピアノ

ベートーヴェンの【月光】第三楽章について

 

こんにちは、ヒロです。

 

ベートーヴェンが1801年に作曲した【月光】(または【月光の曲】)をあたなは知ってますか?

 

私の中ではお気に入りクラシックのベスト5に入るピアノの名曲です。

 

ピアノを習っている方なら、一度は完璧に弾いてみたいと憧れる曲だと思いますがいかがでしょう?

実は私、楽譜を買ってしまいました(笑)!

弾けなくても、いいんです。

眺めてるだけで幸せなんですね、、、変態カモ。

 

 


ちなみに【月光】は通称で、正しくは次の作品名となります。

ピアノソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27-2

Sonata quasi una Fantasia 『幻想曲風ソナタ』

 

細かい説明はウィキペディアに任せるとして、今回は【月光】の第三楽章だけにスポットを当てます。

その理由は、【月光】の楽曲自体が3部構成なのですが、最後の第三楽章は本当に衝撃的で、、、。

 

私も出勤時に毎日聴いているくらい大好きな曲です。

 

しかし、この曲は「弾き手を選ぶ」といいますか、弾き方によってエライ曲が変わってしまうのですね。

要するに、ピアニストの癖で曲の良さが全然違うんです!!

 

ということで、私がこれまでに何百回と聴いてきた【月光】第三楽章について、自信をもってオススメできる相性の良いピアニストを紹介します。

 

厳選したTOP3の限定ですよー!

 

1位:マレイ・ペライア Murray Perahia

 

引用元:http://murrayperahia.com/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1947年、ニューヨーク生まれ。

才能は文句のない領域ですが、なんとピアニストにも関わらず手に重大な病気を抱えています

 

これまでの人生も、治療しては復帰、再発、治療して復帰、再発の繰り返し、、、。

しかし、疑いようのない天才肌で、あなたも曲を聴けば一度で魅了されること間違いなし!

 

まさに【キャプテン翼の三杉君】や【サッカー元日本代表の小野伸二選手】のようなキャラです。

 

「なぜ、例えがサッカー、、、?」

 

失礼しました。

身近なアーティストに例えるなら、【XJAPANのYOSHIKI】でしょうか。

頸椎ヘルニアを抱えながらも、ピアノが好きで弾き続けていますよね。

 

私が一番オススメの演奏はコチラ☟

 

こんな感情的な弾き方、、、誰も真似できません、、、。

ということで、私の独断で第1位に選ばさせていただきましたー!!

余談ですが、実はペライヤ氏は【バッハ】の曲を最も得意としているのです

2位:ヴァレンティーナ・リシッツァ Valentina Lisitsa

 

引用元:https://www.valentinalisitsa.com

 

 

 

 

 

 

 

1973年、ウクライナ生まれ。

通称「ウクライナの美魔女」(←私が勝手に命名しました)

 

ウクライナと言えば、【サッカーの英雄アンドリュー・シェフチェンコ】!!

 

「なんでまたサッカー、、、」

 

いえいえ、そのくらいリシッツァ(言いづらい)は国民的スターなのですよ。

YouTubeで世界的に有名になったピアニストのひとりですが、3歳でピアノを始めたリシッツァはその翌年にソロ・コンサートを開催しているのです。4歳ですよ、4歳、、、。

 

実は、ベートーヴェンが【月光】を書いたのは、近所に住んでいた14歳の盲目の少女と恋をしたからなんです。

ベートーヴェンはその少女にピアノを指導し、死後、その恋文が残っていた事実から【月光】という名がつけられました。

ですから、女性のピアニストがこの曲を弾くと、なんとも感慨深いものがあります。

その少女がもしこの【月光】を弾いたら、どのような表現のアンサーソングになったのでしょうね、、、。

 

ということで、第2位ではありますが、ペライヤの「感情を全面に押し切った演奏」と同じくらい印象が残りますよ。

あなたも、リシッツァの「粒の綺麗ながらも激しい演奏」をお楽しみください!

 

 

いやー、なんなんでしょうね、このオーラ、、、。
「美」をとって、もはやピアノを弾く「魔女」といっても、、、(怒られるか)。

 

ちなみに、リシッツァの夫である【アレクセイ・クズネツォフ】もピアニストですが、妻のリシッツァの演奏に惚れ込み、DVDやCDの制作に打ち込んでしまったほどです。

3位:ダニエル・バレンボイム Daniel Barenboim

 

引用元:https://danielbarenboim.com

 

 

 

 

 

1942年、アルゼンチン生まれ。

 

世界的にも有名なオーケストラ指揮者兼ピアニストのバレンボイムですが、驚くべきことに両親からピアノを習っただけなのです。

他のピアニストに弟子入り(師事)しないのは、近代~現代でも珍しいピアニストです。

ですから、演奏の世界観や弾き方も完全にバレンボイムのオリジナルです。

 

実は、3位にどのピアニストを選ぶかは本当に悩みました、、、。

その理由は、他の演奏も個性があり大変素晴らしいのですが、やはり動画として雰囲気も味わえる演奏をセレクトしたかったからです。

 

このバレンボイムの演奏が特別なのは、【月光】を第一楽章、第二楽章、第三楽章と続けて弾く、まさにベートーヴェンの描いたストーリーを再現するかのような仕上がりなんです。

 

今回は第三楽章についてのオススメですが、ぜひ、バレンボイムのこの演奏だけは第一楽章から続けて聴いて下さい!(もちろん、しっかり映像を観ながらですよ)

 

まるでラスボスシーンの如く、ベートーヴェンが降臨してくるような【月光】を味わえます☟

 

【月光】の全楽章をこのように続けて映像で見れるのって、実はなかなかないんですよ、、、。

特に著名なピアニストの演奏は、CD(録音など)の音源でしか現存していないことが多いです。

 

しかも、バレンボイムのベートーヴェン演奏CDは激レアです。

Amazonでたまに出回る程度なので、見つけらたラッキーくらいの感覚でいて下さい。

 

指揮者をこなす姿は【久石譲】を連想してしまいます。

ん~~いいですね~。

おわりに

 

さて、【月光】第三楽章の名演奏TOP3いかがでしたか?

私のセレクトなので、もしかするとあなたの好みは違うかもしれません。

そしたら気兼ねなく、あなたの中のTOP3も私に教えて下さいね!