大人になってから独学でピアノを練習すると【腱鞘炎】になる?!〜手首の関節に痛みが出た時の〈対処方法〉を紹介〜

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独学でピアノを練習すると【腱鞘炎】になり易い

 

こんにちは、婿殿ヒロです!

 

大人になってから独学でピアノを始める方って、意外と多いんですよね。

 

やっぱり〈ピアノが弾ける〉っていつの時代もカッコイイですもん、、、

 

(私の妻はハイブリッド独学?で習得しました↓)

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子どもの時期なら習いごとにピアノという選択肢がありますが、大人になってしまうとピアノ教室に通うというのはかなりハードルが高くなってしまいます。

 

そもそも個人のピアノ教室なんかだと、大人(特に男性生徒)はレッスン自体を受け付けていない先生も多いんですよね、実際。

 

「ピアノを弾きたいけど、ピアノ教室にも通えないしなぁ」

 

ってことで結局どうなるかと言うと、大人はやはり独学で覚え始めると言うパターンに行きつくのが自然です。

 

独学でピアノを始めること自体は特に問題はありません。

 

しかし、独学でピアノを練習していると、中級レベルに近づくにつれて【腱鞘炎(けんしょうえん)】を患ってしまうリスクが高くなるので正しく知っておく必要があります。

 

私自身も長年ピアノと付き合っている人生ですが、本業が医療職なので、独学で【腱鞘炎】になってしまった方はその後どう対処すべきかを簡単にまとめておきますね!

 

(骨や筋肉の撮影にも詳しい診療放射線技師とは?↓)

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【腱鞘炎】でピアノを練習するのは拷問

 

手首の【腱鞘炎】はもう最悪ですよ。

 

日常動作は基本的に手を使いますので、何気ない手首の動きが激痛になります。

 

「ちょっと手首が痛い」なんてレベルではありません!

 

指を動かすのも腱を使いますから、手の甲から手首の関節、前腕(手首〜肘)に鋭い痛みを生じます。

 

ちなみに私は幼い頃からピアノを習っていましたが、ブランクを経てから再開したので独学に近いところがあり、今も腱鞘炎に悩まさせていますからその辛さはよく理解できるんですよ。

 

(ピアノはブランクがあっても絶対また楽しめます↓)

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手首の腱鞘炎になってしまうと、普段の生活ですらストレスを抱えることになりますが、この状態でピアノを弾くことを想像してみて下さい。

 

圧倒的絶望、、、m(__)m

 

痛みを我慢してピアノを練習するのか、それとも治るまではピアノを弾かないのか。

 

軽度であれば、多少無理してでも練習するでしょう。

 

しかし、本格的に悪化した腱鞘炎でピアノを弾くのはもはや拷問レベル!!!

 

相当痛むのでどんなに好きでもピアノを弾く気力すら失せますが、練習したいのに弾けないストレスが溜まるのもシンドイ。

 

圧倒的憂鬱、、、m(__)m

 

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なぜ、大人が独学でピアノを弾くと【腱鞘炎】になるのか?

 

繰り返しになりますが、一体なぜ、大人が独学でピアノを弾くと腱鞘炎になるのでしょうか。

 

具体的に言えば、初級レベルではまず発症はしません。

 

もともと何の痛みも抱えていない方であれば、ピアノによる腱鞘炎は初級レベルを抜けて中級レベルに差しかかった頃に襲ってくることが多いです。

 

大人になると腱(いわゆるスジ)がどんどん硬くなっていきますので、腱の柔軟性が無い状態で指や手首を酷使することで腱鞘炎を引き起こします。

 

それも気づかないくらい少しずつ、、、

 

中級レベルになってくると、弾く速さや指の動かし方の難易度が上がってきますので、腱が硬い大人は少しずつ関節に負荷が溜まってしまいます。

 

独学のデメリットは、このように難易度が上がってきた先の弾き方を教えてもらえないこと。

 

「弾き方なんて関係ある?間違えないで弾ければいいんでしょ?」

 

なんて安易に捉えてしまうかもしれませんが、曲自体の難易度が上がってくると、正しいピアノの弾き方を知らなければ自分の手首を破壊します!

 

正しい弾き方とは、無駄な力を使わずに腕や肘、そして身体全体を使って鍵盤を押すテクニックですが、これは独学で習得するのは相当困難と言えます。

 

ピアノ講師は弾き方もしっかり指導してくれるので、今後も続けられる自信があるならなるべく早い段階で独学を卒業し、ピアノ教室に通うことを勧めます。

 

腱鞘炎が慢性化して、大好きなピアノの練習に支障をきたすようになっては本末転倒ですから。

 

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【腱鞘炎】と付き合いながらピアノを楽しむ

 

でも、理想と現実は異なりますよね。

 

腱鞘炎になってしまったピアノ好きの大半は、痛みを我慢して練習を続けているのではないでしょうか?

 

大人になってからピアノを練習するということは、幼少期に親から習わされるのと異なり、完全に自分自信の意思です。

 

心の中に「弾きたい曲を弾けるようになりたい」という強い意志があるはず。

 

だから、例え腱鞘炎と分かったとしても無理して練習を続けてしまうんですよね、、、

 

その気持ちが実際によく理解できるので、〈独学でピアノを練習している大人の方が、腱鞘炎の痛みに対処するための方法〉を紹介します。

 

STEP1 湿布薬

 

医療職の私も愛用しているのが、コスパ最強の湿布薬「ビーエスバン」。

 

手の甲から手首にかけて大きめのサイズをしっかり貼ることで、腱や関節全体の炎症をまずは抑えることが大切です。

 

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STEP2 サポーター

 

腱鞘炎になってしまったら、痛みが出ている間はサポーターでしっかり固定しておきます。

 

「サポーターをすると筋力が低下するから逆効果」

 

という意見をよく耳にしますが、確かにそれ自体は間違いではありません。

 

しかし、腱鞘炎になっているときは悪化させないことが最優先なので、慢性化を防ぐためにも痛みがあるならサポーターで少しでも負荷を減らします。

 

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仕事中は目立って嫌かもしれませんが、大好きなピアノを弾くためです!

 

STEP1で紹介した湿布薬と併用して使うことで、驚くほど腱鞘炎の痛みが楽になりますよ。

 

STEP3 基礎練習として『HANON』で鍛える

 

根性論ですが、腱鞘炎になる前から、少しずつ腱を柔らかくしておくことです。

 

大人になって硬くなってしまった指や手首の関節、腱をほぐしていくことが肝。

 

皆さんも運動する前には必ず準備体操やストレッチをしますよね?

 

それと同じです。

 

毎日ピアノの練習のスタート時には「HANON」で少しずつ負荷を上げて身体を慣らしていくことが、この【腱鞘炎】という怪我を防ぐための準備運動になります。

 

(HANONについて詳しくはコチラ↓)

子供のピアノレッスンに【ハノン(HANON)】は必要なの??経験者が振り返るメリットとデメリット

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おまけ YOSHIKIの腱鞘炎は重症、、、でも凄い!

 

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引用元:Billboard JAPAN

 

腱鞘炎で有名なX JAPANのYOSHIKIは、手首のサポーターがトレードマークになりつつありますね。

 

YOSHIKIのおかげで、一般の方も気兼ねなく手首のサポーターをつけながら仕事ができるようになった気がします、、、

 

感謝。

 

ちなみに腱の半分が損傷しているようで、将来的には右手を動かせなくなるリスクも高いそうなので、長い年月相当無理してきたことが伺えます。

 

(私が一番好きなYOSHIKIのピアノ演奏は、平成の天皇陛下に捧げた時↓)