受験勉強とピアノは両立できるのか? 〜ピアノ大好きな娘が「地域トップ高校」に合格するまで〜

高校入試、受験勉強、ピアノ、両立、中学生、塾、習い事 ピアノ

 

こんにちは、ヒロです。

 

娘の中学校生活もあっという間に終わってしまい、つい先日、高校入試の合格発表を迎えました。

 

まず、無事に合格です(泣

 

娘が通っていた中学校からは毎年1〜3名程度しか合格できない、この地域の偏差値トップ高校に入学することが決まりました!

 

その経験談をお伝えすることで、現在ピアノを習っている皆さんのお子様が、これから受験生になる時に参考になればと思います。

 

ピアノの特技で「推薦枠」は厳しい

 

娘は小学生の頃、ピアノコンクールで何度か受賞したことがあります。

 

(過去の記事はこちら↓)

【ブルグミュラーコンクール・ファイナル】小学3・4年Bの銀賞受賞と、審査員評価から予測する採点基準

【小学生】がピアノコンクールに出場するときの生活リズムとは?〜ファイナルで受賞した娘のケース〜

 

しかし、中学生になってからは生活が一変し、部活と塾が加わったことでピアノの練習量は激減。

 

唯一、思い出作りに出場した県のコンクールでも受賞には至りませんでした。

 

小学生でファイナルまで出場していた頃は、将来の高校入試でも特技としてのピアノで勝負できるかもと淡い期待を持っていましたが、現実は難しかったですね。

 

たら・ればですが、部活や塾に通わずに、ピアノ一本で勝負したら入試で推薦が取れたのか。

 

それでも厳しい現実が待っていたと思います。

 

娘の友人には、実際に国際コンクールでも受賞歴のある子がおり、幼少期からプロを講師につけてピアニストを目指している有望な子がいますが、それでも推薦には至りませんでした。

 

昨今の一般的な高校では、基本的には学力重視。

 

推薦枠は日本代表レベルの本当に突出した(誰から見ても将来有望な)成績が必要でした。

 

結果的には、より現実路線で、早い段階から学力重視にシフトしたことが娘にとっては良かったのかもしれません。

 

学習塾と習い事の両立はいつまで可能か

 

我が家の場合、学習塾に入ったのは小学校卒業後。

 

それまで全くの勉強音痴だった娘ですが、学習塾に入ってからは中学1年生の段階ですでに受験モードに切り替わりました。

 

時代の変化を感じます。

 

遊ぶことは一切せず、毎日部活と塾のみ。

 

(娘が1年生の頃の記事↓)

中学生が習い事の【ピアノ】と【部活】と【学習塾】を両立させる難しさ 〜中学入学後1年目の苦労〜

 

1年目は本当に体力が無く、毎日帰ってくると意識が飛んでいたのが懐かしいですね。

 

それでもピアノの習い事は3年生まで続けており、夏休みが終わった段階で、受験に集中するために一度休止扱いにしてもらいました。

 

(それでも気分転換や文化祭の伴奏練習で、ピアノは弾いていましたが)

 

習い事として両立ができるかという点では、個人的には辞めた方が良いと答えます。

 

受験生に与えられた平等で限られた時間の中、優先順位を考えると、明らかにピアノは下。

 

続けたいなら、高校入学後にまた再開すれば良いので。

 

この事については娘と話したわけでもなく、受験生として自分自身で決めた選択でした。

 

地域トップ高校に合格した勉強時間

 

1〜2年生は、週2回、夜22時まで塾の授業。

 

市外の学習塾だったので、車で迎えに行って家に帰ってくるのは23時近く。

 

夏休み・冬休み・春休みはそれぞれ特別講義で、ほぼ毎日朝からコース。

 

親の私が色々片付けて寝る時間は毎日2時頃だったので、自分もいつか倒れるんじゃないかと何度も思うほど、体力の限界を感じていました。

 

3年生以降はさらに追い込みです。

 

平日2回に加え、土曜は正午から夜22時まで授業、それだけで週3日。

 

それ以外の曜日は、市内の学習施設で毎晩閉館までお勉強、、、

 

毎日どれだけ勉強し続けるんだと親が嫌になるほど、3年間ずっと物凄い集中力でした。

 

3年間の塾代

 

これは結構高かったです。

 

通信教材などは一切やりませんでしたが、一つの塾代だけでトータル200万円程度

 

私としては、高校は自分が行きたいところに行けば良いという考えでした。

 

ですから、中学生でこの塾代は正直想定外。

 

娘に唯一伝えていたのは、「将来行きたい大学に行くためには、偏差値の高い高校を選ぶ方が、授業の質の面で絶対有利だよ」という点。

 

最終的には、地域の偏差値トップ高校を娘が自分で志望したわけですが、親としては合格までヒヤヒヤでした。

 

この先2人も後に控えている我が家としては、私立大学は絶対無理ですね、、、

 

合格発表で娘が泣いた(らしい)

 

終わりに。

 

小学校で反抗期を迎えて早何年経ったのでしょうか。

 

娘が涙を流した姿は、ピアノコンクールで受賞した時も、卒業式でも、家族の葬儀ですらも見たことがありませんでした。

 

感情が無いのか??というレベルで。

 

私が最後に見た娘の泣いた姿は、小学校入学後のイベントに母親でなく私が参加した時の帰り道(これは私自身がショックでした)。

 

今回の合格発表で遂に泣いたらしいのですが、残念ながら私は車の駐車場を探しており、その場に立ち会えませんでした。

 

記念に動画でも撮りたかったな、こっそり。

 

それにしても、そんな感情を表に出さない娘が人前で泣いて喜ぶほど、この3年間は精神的にも相当追い込んでいたんだと痛感させられました。

 

この忍耐力も、幼少期からのピアノを通して培われたのかもしれませんね。

 

さて、高校生ではピアノを習い事として再開するのやら(今のところ毎日爆音で弾いています)、、、

 

それではまた!

 

おまけ(AIのGeminiはどう答えるか)

 

恒例の、Geminiに聞いてみた回答がこちら↓

 

はい、高校受験とピアノの両立は可能です。

 

両立のコツ

  • 時間管理: 勉強とピアノの練習時間を計画的に決め、効率的に使う。
  • 集中力: 勉強するときは勉強、ピアノを弾くときはピアノに集中する。
  • メリハリ: 勉強とピアノの練習の間に休憩を取る。
  • 目標設定: 具体的な目標を設定することで、モチベーションを維持する。
  • 周囲の理解: 家族や先生に理解してもらい、協力してもらう。

 

両立の例

  • 朝は勉強、午後はピアノの練習。
  • 勉強の合間にピアノの練習を短時間行う。
  • 休日は勉強とピアノの練習を両方行う。
  • 効率的な学習方法を取り入れて、勉強時間を短縮する。
  • ピアノの練習時間を短縮し、効率的な練習方法を取り入れる。

 

注意点

  • 無理はしない。
  • 自分に合った方法を見つける。
  • 周囲の協力を得る。

 

参考

 

結論

高校受験とピアノの両立は可能です。

 

時間管理、集中力、メリハリ、目標設定、周囲の理解が重要です。

 

自分に合った方法を見つけて、無理せず両立を目指しましょう。

 

(AIとしては両立できるそうですが、初めて私の意見が対立しました。)

 



 

(練習後のおすすめ↓)