失敗しない【ピアノ教室】の選び方は、距離・月謝・相性・レッスン形式の優先順位がポイントです

ピアノ教室 選ぶ ピアノ講師 先生 選択 失敗しない ピアノ

ピアノを習うときに必要なこと

 

こんにちは、婿殿ヒロです!

 

あなたのお子さんがこれからピアノを習うことになったら、初めに決めなければいけないことが2つあります。

 

まずひとつ目ですが、ご自宅にピアノを用意すること。

 

当然ですが、これからピアノを習うということは、自宅でピアノを練習できる環境を作ってあげなければいけませんよね。

 

ちなみに、どんなピアノから入門すればよいかは過去の記事でまとめています。

 

(コチラを参考にして下さいね↓)

最近の【電子ピアノ】は、ピアノ入門者にとっては十分すぎるスペック!

【アップライト】と【グランド】ピアノの生の音は、表現力を倍の速度で向上させる。

「安い電子ピアノは意味がない」という考え方は正しいの?それとも間違いなの?!

 

大事なのがふたつ目で、ピアノ教室選びです。

 

ピアノ教室選びについては、親御さんたちの間でも色々な意見がありますね。

 

「え?どこのピアノ教室でも同じでしょ?」

「小さい子がお遊びで習うんだから、特に気にしないわ」

「うちの子はプロを目指しているわけじゃないし、、、」

 

なんてネガティブな意見も耳にします。

 

しかし、意外に思われるかもしれませんが、あなたの子さんのピアノ人生はこの最初の選択でおおよそ決まってしまいます。

 

「そんなおおげさな、、、」

 

いえいえ、本当なんですよ。

 

今回はこの【ピアノ教室選び】にスポットをあてて本音トークをしていきます!

 

ピアノ教室の地域性

 

あなたのお子さんがピアノを習いたい、あるいはお子さんにピアノを習わせたいと思ったとき、ピアノ教室をどこにするべきか。

 

お住まいの地域によっては、そもそも近くにピアノ教室がないという理由で、最寄りを探すだけという場合もあります。

 

あるいは、共働きで送迎する時間がない、車がないので自転車や徒歩で通える距離じゃないときびしいといった場合も当然ありますよね。

 

そういった状況であれば、無理して遠方まで通う方が家族全員のストレスになってしまうので、まずは最寄りのピアノ教室で十分です。

 

お子さんのピアノ教室への送迎って、たとえ車だとしても週1回ですら大変ですからね、、、

 

成長するにつれて週2回〜などレッスン回数が増えてきますから、それこそ毎月何往復もすることになってしまいますので、そういったストレスのない場所に抑えておくのは賢い選択です。

 

(過去の記事でも触れています↓)

【実情】親の都合でピアノを続けられない子供たち。その一番の理由はレッスン教室への送迎が負担になってしまうこと。

 

しかし、そうではなく都心部や市街地などにお住まいで、通える距離にいくつかピアノ教室がある地域ではピアノ教室選びが本当に重要。

 

お子さんは自分で判断できませんから、親御さんがどのピアノ教室で習わせるのかをしっかり選んであげる必要があります。

 

この〈ピアノ教室を選ぶこと〉が重要な理由について、次から具体的にお話ししますね。

 

ピアノ教室選びが重要な理由

 

大事なことなのでもう一度繰り返しますが、〈ピアノ教室選び〉はあなたのお子さんの、今後のピアノ人生を左右します。

 

① 月謝(レッスン料)

 

習い事というのは、必ず先生がいて、あなたのお子さんが生徒になります。

 

無料でピアノを教えてくれる、ボランティアの先生はまず探してもいないと思って下さい。

 

体験レッスンですらわりと料金がかかる時代ですから、、、

 

そこで重要なのが、レッスン料として支払う月謝(げっしゃ)の金額を把握すること。

 

実はピアノ教室によって結構な差があるのですが、一般にはあまり知られていません。

 

数千円のところから1万円を超えるような教室もありますが、ここで注意しておきたいのがその月謝の内訳です。

 

まずその月謝は1ヶ月に何回レッスンがあり、1回あたり何分のレッスンで設定されているのか。

 

どこのピアノ教室も必ず週に1回レッスンとは限りませんよ?

 

ピアノ教室の混雑具合や講師のスケジュールにより、月に3回など微妙な回数の場合もあります。

 

さらにレッスン時間も30分もあれば、45分あるいは90分なんて設定もありますので、事前にしっかり調べて下さいね。

 

基本的には、1ヶ月あたりのレッスン時間(分)を月謝の金額で割ってから比べてみることをオススメします。

 

ピアノ教室によっては、年齢やレベルが上がるにつれて段階制にしているところも。

 

中学生になる頃には習い始めの頃の倍の月謝になっているところもありますので、お財布とよく相談して無理のないピアノ教室に通うことが、お子さんが継続して習い続けるための大前提ですね。

 

ちなみに、月謝に【教材代】や【冷暖房費】が含まれているかどうかもかなり大きいですよ。

 

コストを抑えたい理由で月謝料を安い方を選んだのに、教材代や冷暖房費が別でちょくちょく請求され、結果的に年間でみたら高上がりになってしまった、、、なんて残念な可能性も十分にありますから。

 

(過去の記事でも触れています↓)

【ピアノ】を習う費用は予想以上に高いが、子供の人格形成への投資と考えるべき。

 

② 講師(ピアノの先生)との相性

 

ピアノの先生も人間ですから、当然いろいろなタイプがいます。

 

おしとやかで優しい先生もいれば、魔女のように怖くいつも怒るタイプの先生も(笑)

 

ちなみに私が子どもの頃習っていた先生は、よく怒鳴ってきたり弾いている手をいきなり叩かれたりもしました、、、

 

(私自身のおもひでポロポロ↓)

【ピアノ】を習ったしょーもない理由と【ピアノ】を嫌いになったしょーもない理由。そして今では【ピアノ】が大好きなんですって話。

 

好きでピアノ教室を開いているわけなので、基本的にどの先生も熱意が入っている結果なのですが、このように先生側の個性を把握しておくことはかなり重要。

 

あなたのお子さんの性格によっては、耐えられない教え方の先生もいるというのが現実なんです。

 

もちろん先生によっては子ども一人一人の特徴に合わせて振る舞いを変えてくれるタイプもいますが、残念ながら全員がそうではありませんから。

 

著名な先生や実績がある先生になるほど、自分の考えやスタイルを生徒に押し付けるタイプも。

 

それでグングン成長できるなら最高なのですが、思春期になってから先生と相性が悪いという理由でピアノを嫌いになり、せっかく続けてきたのに辞めてしまう子も多いですね。

 

ピアノ自体を辞めるくらいなら別のピアノ教室に変えてみるのも全然アリですが、その頃にはピアノすら弾きたくない精神状態の場合もあるので、お子さんの考えをよく聞いてあげる必要があります。

 

(もし辞めたとしても価値が消えないピアノ↓)

習いごとの【ピアノ】を辞めてしまったら何の価値も残らないのか?〜長く習い続けたことの意味〜

 

長期間で考えた時のピアノの先生との相性は結構難しい問題なので、絶対に失敗しない方法はありませんが、最初から合わないというのは避けたいことろ。

 

習い始める前に何度か体験レッスンに通ったり、もし周りで習っている方がいたら「ピアノの先生どんな感じ?」なんて聞いてみるのも良いかもしれませんね。

 

あなたのお子さんの性格を一番理解しているのは、間違いなくあなた自身ですから。

 

その子に向いている先生かどうか、しっかり判断してあげて下さい。

 

③ レッスン形式

 

最後にチェックすべきポイントは、レッスン形式です。

 

普通のイメージなら、ピアノを習うと言えば1対1の個人レッスンですよね?

 

しかし現代ではいろいろなレッスン形式のピアノ教室が増えました。

 

例えば、音楽大手のYAMAHAなどで運営しているピアノ教室は、グループレッスンを中心に展開しているところも。

 

そういったところは個人レッスンだと別料金になってしまったりするので要注意です。

 

私自身も、我が家の子どもたちも個人レッスンの経験しかないので、グループレッスンがどの程度良いかどうか正直わかりません。

 

一人だと習いづらかったり、仲の良い友達と気軽に始めたいなどであれば、それに適したレッスン形式を選ぶのも間違いではないと思いますが、、、、

 

ピアノと30年間向き合ってきた私のオススメは、やはり個人レッスンです!

 

特に小さなお子さんは、家族以外のひとと初めて長時間触れ合う機会になり、少しずつ社交性を鍛えることもできますよ。

 

「継続は力なり」はピアノも一緒

 

最後にもう一度繰り返します、習う前にまずピアノ教室選びをしっかりと行い、お子さんがピアノを少しでも長く続けられるようにしてあげましょう!

 

ピアノという習い事ひとつをとっても、長い年月継続することで必ずお子さんの力となり、今後の人生の糧となります。

 

ぜひ、最高のピアノの先生に出会って下さい。

 

ピアノとピアノの先生は、お子さんだけでなく、きっと家族全員に多くの感動を与えてくれることでしょう。

 

(コチラの記事もどうぞ↓)

習い事の【ピアノ】を長続きさせる条件とは?親が備えておくべき考え方と環境構築のポイント