中学生が習い事の【ピアノ】と【部活】と【学習塾】を両立させる難しさ 〜中学入学後1年目の苦労〜

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こんにちは、ヒロです。

色々と立て込んでしまい、約2年ぶり?になってしまったブログ更新です。

 

幼少期からピアノを習っていた我が家の娘も、今年で中学2年生になりました。

 

反抗期なのか思春期なのか、機嫌が良い日しか父親と口をきかない、気難しいお年頃のようです、、、

 

幼稚園生の頃はとっても可愛かったのに(泣

習い事に【ピアノ】をお勧めする理由は、幼少期から【努力】と【成功】を学べること。

 

さて、そんな気難しい娘ですが、相変わらずピアノだけは中学2年生の今でも習い続けています

 

これまでに【スイミング】や【ランニングクラブ】なども掛け持ちしていたのですが、小学校卒業と同時に辞めてしましました。

 

過去の記事(↓)で、ピアノを長続きさせる方法を考えて書きましたが、もうすぐ習って10年目になるので、それなりに長い年月が経過したこと(成果??)になります。

習い事の【ピアノ】を長続きさせる条件とは?親が備えておくべき考え方と環境構築のポイント

 

今回の記事では、中学生になってから【部活】と【学習塾】が加わった娘のピアノ生活について、この1年間を振り返った親の本音を述べたいと思います。

 

ピアノと【部活】の両立は、まずは体力勝負

 

中学生になると大半のお子さんが部活に入ると思いますが、娘は長年ピアノを習っているので、勿論音楽に関われる吹奏楽部に、、、

 

という私の予想に反し、即決で運動系(球技)の部活に入りました。

 

同じピアノ教室に通っている娘の友達数名も、音楽とは関係ない部活に入っているのでどうやら影響は無いのかもしれませんね。(むしろ楽譜から解放されたい?)

 

運動系の部活に入ったことで真っ先に心配したのが、毎日の体力が持つかどうか。

 

小学生の頃はスイミングや週末のランニングクラブ、駅伝などそれなりに体力はある方だった娘ですが、ガチンコ部活となると全く話は別です。

 

結論から述べると、入学後から半年間は、体力が追いつかない状態が続きました

 

あれほど練習していたピアノも、学校から帰るとすぐに疲れて眠るようになってしまい、毎日の練習量が激減

 

【小学生】がピアノコンクールに出場するときの生活リズムとは?〜ファイナルで受賞した娘のケース〜

子どもがピアノコンクールで【入賞】するために必要な最低限の練習時間とは?

 

後述する【学習塾】の影響もあるのですが、平日はほぼピアノを練習できなくなりました。

 

レッスンの難易度も上がる中で練習量が減るというのは、【ピアノ】だけの目線で言えば正直かなり厳しい状況と言えますが、娘本人はそれでも続けたいとのこと。

 

私自身も中学生の頃はその辛さを経験しているので、思うように上達しない葛藤はこれから更に強まると予想しますが、今は娘の意志を優先して週1回だけレッスンを続けている状況です。

 

部活だけではない、【ピアノ】と【学習塾】の両立

 

娘は小学校を卒業した春休みから、市外の学習塾に通うようになりました。

 

週2回ほど夜19時から22時までを塾で過ごしているので、部活を終えてから塾に直行、そして自宅に帰るのは22時過ぎという生活サイクルです。

 

そこから学校の宿題や試験勉強になるので、どう考えてもピアノを練習する時間を確保できません。

 

部活による体力のハードルを超えても、本業の勉強を優先せざるを得ないので、平日に練習すること自体かなり難しい状況が続いています。

 

中学生でピアノを辞めてしまうお子さんが多いのは、この両立の難しさが原因で間違いありません。

 

(私は娘が将来ピアノで生計を立てるとは思っていませんし、正直、もう10年続けたのでいつ辞めても構わないと伝えています。)

 

それほどまでに生活リズムが崩れるような、【ピアノ】【部活】【学習塾】を両立させる過酷さを、この1年間ずっと見てきました。

 

幸いだったのは、ピアノが嫌で練習しないのではなく、優先順位としてどうしても練習する時間を避けないという点。

 

この「嫌いにならない」ことが、ピアノを続ける上で一番大事なことなんですよね。

【極論】習い事のピアノは練習しなくても良い?!辞めないで続けることが一番重要ですよ

 

中学生が【ピアノ】【部活】【学習塾】を両立するためのコツ

 

これからお子さんが中学校に入学するのであれば、ピアノを習い続けるかの問題は必ず親御さんも直面します。

 

そこで【ピアノ】も習い続けつつ、【部活】も【学習塾】も両立させるためのコツがあるとすれば、やはり親のサポートに尽きると思います。

 

我が家が実践している具体的なサポートは、通学時間短縮のために車で送迎したり、夕食も移動時の車の中で済ませて、夜遅く帰ってからは軽食で済ませるなど、とにかく時間を節約させてあげることですね。

 

過保護と思われるかもしれませんが、おそらく習い事を両立させているお子さんの大半は、親御さんの献身的なサポートが無ければ生活が成り立ちません

 

それが厳しければ、やはり「ピアノを辞める」という選択が真っ先に出てきてしまうでしょう。

 

なるべく長くピアノを習い続けさせてあげるためにも、親御さんのサポートがどこまで可能か(正直、夜遅くの送迎もかなりしんどいですが)、真剣に向き合って考えてあげて下さい。

 

余談ですが、ピアノ教室までの物理的な距離も長い目で見るとかなり影響が出てきます↓

失敗しない【ピアノ教室】の選び方は、距離・月謝・相性・レッスン形式の優先順位がポイントです