【坂本龍一】音楽を研究し尽くして生まれた名曲。後世に残したい『教授』のピアノ演奏はこれだ!!

坂本龍一 ピアノ 作曲 教授 ピアノ

【坂本龍一】は日本が誇るべき音楽の天才である

 

こんにちは、ヒロです!

 

突然ですが、皆さんは「教授」と聞きいて連想する相手は誰ですか?

 

はい、その通り。

 

坂本龍一、ですよね。(え?違うって?そんなはずはありません)

 

なぜ「教授」と呼ばれ始めたのか、その理由をウィキペディアから引用しておきます。

 

一般に「教授」という愛称で広く親しまれているが、これは高橋幸宏が付けたものである。

高橋がテレビ番組で語ったところによると、坂本と高橋が初めて会った時、坂本が東京藝術大の大学院生だと聞いた高橋が驚いて、「大学教授にでもなるの?」と尋ねたことがきっかけ。

アスペクト刊「イエロー・マジック・オーケストラ」には坂本が大学院生であることを知った高橋が「じゃあ、プロフェッサーだから『教授』」と名付けたとある。

 

ちなみに、その後本当に東京藝術大の客員教授になってしまったので、今でこそ「教授」は間違いではありません。

 

活動拠点はすでにニューヨークですが、今でも日本のミュージシャンとして最も著名な坂本龍一。

 

久石譲と並んで、私が昔から大好きな作曲家の一人です。

 

思い返すと、今から20年以上前の小学生の頃、自分のおこずかいで初めて買った楽譜が坂本龍一でした。

 

(もう古いですが、まだ大事に使っていますよ〜↓)

 

当時は小さかったので、坂本龍一という偉大な音楽家をその先ずっと好きになることなんて想像もしていませんでしたが、今ではCDも全てコンプリートしているほどです。

 

上の写真にもある映画『戦場のメリークリスマス』はあまりにも有名ですよね。

 

(北野武の最後のドアップ笑顔が忘れられません、、、「メリークリスマス!!」)

坂本龍一は俳優としてこの映画に出演しながら劇中音楽を手がけ、日本人で初めて【英国アカデミー賞】の作曲賞を受賞しました。

 

しかも、北野武と一緒にノリで引き受けたそうで、、、

 

その後は映画『ラストエンペラー』で日本人で初めて【アカデミー作曲賞】を受賞し、さらにゴールデングローブ賞、グラミー賞最優秀オリジナル映画音楽アルバム賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞作曲賞、ゴールデングローブ賞作曲賞と、、、

 

国際レベルでここまで総なめですから、国内の受賞数は皆さんのご想像にお任せします(笑)

 

とにかく凄すぎる、世界に誇れる日本の坂本龍一。

 

ちなみに坂本龍一は作曲家として数々のピアノ名曲を世に送り出してきましたが、職業の中にピアニストは含めていないそうです。

 

久石譲は「実はピアノが苦手」とカミングアウトしながらも、コンサートでは結構ピアノを演奏しているのですが、坂本龍一はなかなかお目にかかれません(マジで)。

 

(久石譲の演奏はコチラの2つの記事をどうぞ↓)

【久石譲】作曲者本人のピアノ演奏だからできる世界観!!オススメのジブリ名曲(動画)

 

【久石譲】ジブリ音楽だけじゃない!!日本が誇る作曲家の功績『Summer』『HANA-BI』他(北野武映画)

 

「じゃぁ、坂本龍一ってピアノはどのくらいうまいの?」

 

ピアノを弾く人にとっては気になるとことですよね。

 

実は、東京藝大に入学する以前の18歳の時点(高校生)で、フランツ・リストの『ラ・カンパネッラ』を初見で弾きこなせた程の常人離れした巧さだそうで、、、

 

(『ラ・カンパネッラ』の名演奏はコチラ↓)

リスト【ラ・カンパネッラ】を後世につなぐ、世界の天才ピアニスト【TOP3】はこれだ!!(動画つき)

 

まさに、ピアノの天才、いや音楽の天才です。

 

ということで今回は教授・坂本龍一の貴重なピアノ演奏から、これだけは絶対に外せないでしょ!って自信を持ってオススメできる動画をセレクトしました。

 

TOP5まで厳選したので、坂本龍一の世界観をぜひ堪能してみて下さいね!

 

絶対に外せない、坂本龍一のピアノ演奏【TOP5】

 

第5位 Energy Flow  『ウラBTTB』

 

 

CMで大ヒットした名曲です。

 

『ウラBTTB』としても馴染まれていますがそれはアルバム名で、正式な曲名は『Energy Flow』。

 

小学生でこの楽譜を購入し、中学生の頃には坂本龍一の中わけ前髪まで真似していました(笑)

 

第4位 鉄道員(ぽっぽや)

 

 

本人が生で演奏している映像は存在しないのですが、どうしても外せないのでランクイン!

 

高倉健が演じる「鉄道員(ぽっぽや)」の姿に、世のおじさんたちは胸を打たれたと思います。

 

私も30歳過ぎてからこの映画を初めてみましたが、ようやく意味を知って大号泣でしたね、、、

 

本気で一つの職業に尽くしている人は、ぜひこの映画と一緒に味わって欲しい名曲です。


ちなみにCD音源は、第5位で紹介した『裏BTTB』に入っています。

 

 

第3位 Aqua

 

 

この曲は娘で歌手の坂本美雨にむけて作曲したと言われています。

 

非常にシンプルな曲ですが、父としての娘への深い愛を感じるような曲調ですよね。

 

私も娘が生まれて、初めてこの曲の本当に伝えたい気持ちがわかった気がします。

 

第2位 The Last Emperor  『ラストエンペラー』

 

 

少し難解な曲かもしれませんが、音楽としての完成度が非常に高い曲です。

 

もしかすると、映画『ラストエンペラー』の中でこそ最も輝く曲かもしれませんね。

 

第1位 Merry Christmas Mr.Lawrence  『戦場のメリークリスマス』

 

 

第1位はもちろんこの歴史的な名曲しかあり得ませんよね。

 

この曲はもはや説明不要です、、、美しすぎる、、、

 

教授もコンサートやライブでたくさん演奏しているので、YouTubeなどで比較しながら違いをとことん楽しんで下さい(笑)

 

テンポが違うだけで全然印象が変わるので、どの演奏も本当に魅力的です。

 

 

おまけ(教授の解説つき)

 

さて、いかがでしたか?

 

久石譲の世界観ももちろん最高に素晴らしいのですが、坂本龍一のアカデミックな作曲方法も本当に計算されていて、後からジワジワと心に効いてきます。

 

最後におまけで教授本人の「Merry Christmas Mr.Lawrence」解説動画↓

 

んん〜〜〜〜、、、、、、、

 

なるほど、わからん。(TV司会も笑うしかない)

 

全く関係ありませんが、坂本龍一のジャック・デュランの眼鏡がカッコよすぎると思うのは私だけでしょうか(笑)?


黒もたまにしているのを見かけるのですが、マジでかっこいいんです。

 

結構高いけど欲しいな、、、。

 

追悼【2023.4】

 

とても悲しく、辛い訃報でした。

 

自分の親を亡くしたような、そんな喪失感で数日抜けの殻のように過ごしました。

 

教授の残した音楽は永遠です。

 

合掌