【ジュニアピアノコンクール】地区予選と本選では、審査員の評価基準が大きく異なる。

コンクール



審査員の講評用紙はオンリーワンの指導書

 

こんにちは、婿殿HIRO(@donomuko16)です。

 

前回の記事好評だったブルグミュラーコンクールの審査員寸評公開

 

我が子の評価を載せるのは大胆はトライでしたが、姉弟2人の優秀賞に紐づく寸評6枚から、審査員の先生方が繰り返し用いるキーワード(要するに重視している項目)を抽出しました。

 

「御宅のお子さんの演奏を実際に聞いたわけじゃないし、評価の文章だけ見せられても、、、」

 

確かにその通りです。

 

しかし、他人の子が受けたアドバイスは、あなたのお子様には本当に関係ないのでしょうか

 

私はそうは思いません。仮にも審査員の方々はプロ中のプロです。何百人と指導してきた経験者です。その子達へのアドバイスはその子達に合わせて何百通りもあるでしょうか?それはきっと、私達親の立場の傲慢です。

 

「うちの子に対してだけの特別なアドバイスだわ!!」

 

もうお分かりですよね。そうです、違います。多くの子達が受けている寸評のうち、その過半数は同じような内容です。他の子が苦労することは、自分の子も苦労しているからです。個人の才によって練習量は多少差があるかもしれませんが、基本的に皆同じスキルの習得を目指すわけです。

 

要するに、他の子へのアドバイスですら、我が子の参考にしてしまうのです。それが賢さです。

 

それをクリアできれば、次のコンクールでは必ずそのスキルが評価されるわけですから。点数に直結するわけですね。利用しない手はありませんよ、みなさんも。



地区予選と本選の評価から考える、審査基準の相違

 

今回も大胆に公表します。原文通りに。

 

前回はブルグミュラーコンクールでしたが、今回は県のジュニアピアノコンクールを対象にしました。20年以上続くヤマハ協賛のコンクールなので歴史があり、県内といえども審査員の先生方はビッグネームを全国から招待しています。

 

はっきり言います。県の本選は、もはやブルグミュラーコンクールのファイナルと同等のレベルです。当然、審査も厳しくなります。

 

それでは早速、地区予選本選の寸評を合わせて記載しますので、またキーワードを探していきましょう!

 

①県ジュニアピアノコンクール・初級A地区予選) 最優秀賞(当時小学3年)

 

メヌエット:3拍子のリズムが軽やかさも含めてとても綺麗。響きの変化もこまやか弱音の美しさも生かせていました。すっきりした流れのまとまりがあります。タランテラ:急ぎ過ぎないテンポでxxxx(←読めない英文筆記体でした、、、)の変化がとても充実しています。響きの表情が音型とよく合っていて、音楽の流れがとてもクリアにまとまっていました。☆総合点86/100(ピアニスト兼某国立大学名誉教授)

 

メヌエット:良いテンポで落ち着いて弾いています。フレーズの感じ方も自然で好感を持ちました。(大切なバスが抜けてしまったのは惜しかったです。)タランテラ:無理のないテンポで弾いていますが、pとfの差などもう少し丁寧に表現できると良かったです。☆総合点82/100(著名ピアニスト)

 

メヌエット:音楽的に素直な演奏です。流れのある音楽で好感が持てます。おしまいは丁寧にまとめてね。タランテラ:時々少し音が抜けてしまうのが惜しい!全体はよくまとまっています。☆総合点85/100(ピアニスト兼某大学講師)

 

②県ジュニアピアノコンクール・初級A(本選) 奨励賞(当時小学3年)

 

メヌエット:3拍子の弾力性のある流れが綺麗です。4、8小節のまとまりとその変化がもう少し味わえると、より美しい流れになりそうです。響きはよいまとまりでした。タランテラ:華やかさのある流れで、xxxx(←またしても読めない英文筆記体でした、、、)の色もくっきりしています。音楽の流れによく乗れていて表情は伸びやかでした。☆総合点78/100(ピアニスト兼某国立大学名誉教授)

 

メヌエット:しっかりとこなしていて良かったですが、3拍子音楽的な表情も感じられると良いですね。タランテラ:きちんとしていて良かったですが、曲の性格は少しボンヤリしているかなと思いました。リズムを歯切れ良く作ると良いと思います。☆総合点77/100(ピアニスト兼某大学准教授)

 

メヌエット:優しく、1,2,3と数えて見ましょう。それに合わせて折り合いをつける音の粒が決まってくると思います。タランテラ:勢いのある演奏でしたが、少々硬くなっているような音でした。気を付けてみましょう。☆総合点80/100(著名ピアニスト)

 

いかがでしょう。当然ですが予選と本選は別日に弾いたわけで、純粋に両者の比較はできませんが、全体的に本選は厳しい評価(点数も)になります。各予選の最優秀賞者だけが集まるファイナルですから、基準が違います。ここからが次のステップに移行する段階と考えらえます。

 

しかし、いずれにしてもキーワードはやはり限られてくるわけですね。そして、曲ごとに特徴的な評価項目がある、ということもお分かりいただけたでしょうか?この要点を知ることが入賞への第一歩だと思います。

 

もちろん、このような内容はピアノ教室の先生方は把握しているわけですが、実際にレッスンで指導する回数には限りがあるわけです。その場その場で教えても、子供たちには伝わりきらない(覚えきれない)部分が必ず生じてきます。そこで、日々の練習を見守っているみなさん方のアドバイスが重要となるのです。

 

ぜひ、一緒に勉強していきましょう

 

お子様が瞬間的に成長するあの舞台へは、私達親のエスコートも時に必要なのです。


 

続きはこちら☟

【ブルグミュラーコンクール・ファイナル】幼児部門でブロンズ賞を受賞したが、重要なのは全国レベルを体感できたこと。