【社会人】&【初心者】の条件でも、趣味のピアノを上達させることは十分に可能なんです。

ピアノ 社会人 入門 ピアノ

【社会人】&【初心者】でピアノを始めた方へ

 

こんにちは、ヒロです。

 

私は30代の現役サラリーマンですが、最近よく聞くのが、職場の20〜30代でピアノをこれから始めたがっている人が多いということ。

 

コレ、実は結構意外でした。

 

ピアノって幼少期に始める人が多いので、社会人になってからピアノを習いたがる人って珍しいというか、正直ほとんど存在しないのでは?と思っていたので。

 

ピアノ愛好家の私としては非常に嬉しい話です。

 

今からでもピアノ教室に通って下さい!とオススメしたいですし、「正直レッスンはハードルが高いなぁ、、、」って方なら独学でも十分に価値はあります。

 

でも、多くの人が同じ不安を抱えています。

 

「今から習って上手くなれるの?」

 

結論から先に言ってしまえば、(プロのピアニストを目指すなどでなければ)20〜30代なら十分に上手くなれますよ。

 

ただし、それにはいくつか上手くなるための条件をクリアしていくことが前提です。



 

【社会人】&【初心者】が、これからピアノを上達させる方法

 

ピアノが“上手い”という基準も曖昧ではありますが、これから述べる条件をしっかり守ることができれば、1年も続ければ中級程度の曲は弾けるようにはなります。

 

以下にその条件をまとめます。

 

① 毎日必ず練習すること

 

「え、、、?そんなこと??」

 

はい、そんなことです。

 

基本の基本ですが、ピアノが上達するために一番重要なことは毎日必ず練習することです。

 

ここで大事なのは“毎日”。

 

ピアノって、実は脳科学でも色々と研究されている分野なのですが、次に示すような興味深い報告がされています。

 

ピアノは1日でも練習しない日ができると、最後に練習した状態まで戻すには最低3日間を要する。

 

「そんなに?!別にたった1日くらい休んでも変わらないでしょ〜」

 

そう思われるかもしれませんが、ピアノの世界では有名な話(むしろ定説レベル)なんですよこれって。

 

ピアノを始めたばかりであれば誰でも下手なのは当たり前で、そこは皆が同じ土俵です。

 

上達するために重要なことは、毎日欠かさず練習すること。

 

本当にそれだけです。

 

そうは言いながらも、社会人ですから飲み会などで酔って帰ってきた日なんかはどうしても練習できませんよね(笑)

 

飲み会だけじゃありませんが、私も実際に練習できない日はチラホラできてしまうので、そのような場合はやはり練習量でカバーするしかありません。

 

3日間を要するのであれば、普段の3倍は練習して元の感覚まで戻すといった感じでしょうか。

 

まぁそんな急ぐ必要もないのであれば特に気にする条件でもないのですが、どうせやるからには早く上達したいですよね?

 

毎日練習する人は本当に上手くなります。

 

これは幼少期の頃から習っている人でも結局同じことで、極論を言ってしまえば脳と指の運動(慣れのようなもの)なのです。

 

音楽はスポーツと同じと言われる理由ですね。



 

② 最低30分以上の練習時間を確保する

 

社会人にとって、一番の敵は時間です。

 

基本的には時間が足りないので、その中でどうピアノの練習時間に回せるかがミソになってきます。

 

ちなみにピアノを毎日続けていくとしても、最低30分以上は確保すべき。

 

30分以下の練習量では、はっきり言って上達は見込めないと思ってください。

 

ピアノの練習時間を毎日30分以上(可能なら1時間程度)捻出することが重要な条件となります。

 

余談ですが、私も毎日ピアノを練習するようにしている中で、時間の確保には本当に苦労しているのが実情ですね。

 

平日は医療職(サラリーマン)なので休みもなく、土日はさらに学会活動やセミナーで埋まっていきます、、、。

 

さらに3世帯同居の婿養子なので、子供だけでなく家族のイベントや親戚付き合いが盛りだくさんのライフスタイル。

 

一家が寝静まる22時以降はピアノの音なんて絶対に出せませんよね(笑)

 

それでも弾く時間が無いからと言い訳して練習しないのは、上達しないだけでなくむしろ下手になる一方なので、何とかするわけです。

 

私の場合は睡眠時間を削る選択をしましたが、健康的にはあまりよろしくありませんね、、、。

 

睡眠よりもピアノ!!!というチャレンジ精神旺盛な方以外はオススメしませんので、何とか日常の中で削れるところを見つける必要があります。

 

繰り返しますが、社会人でピアノを始めて上達したいのであれば、毎日の時間の確保(30分以上〜)は必須の条件になります。

 

③ 失敗を気にせずピアノを弾ける環境を作る

 

大人になってからピアノを始めると、簡単な曲すら弾けないことが結構恥ずかしいもんですよね。

 

ちなみに私はそれでいいと思ってますし、必死で練習する姿の方がカッコイイじゃないですか?

 

でもそうは言っても、周りに人がいると間違えながら練習してる姿ってあまり見られたくもないので、気になる方はやはり対策が必要になってきます。

 

練習したいのに、「家族に聞かれると恥ずかしから、、、」なんて理由で練習できないのは本末転倒。

 

音や間違いを気にせず自由にピアノを弾く方法として、一番オススメなのはサイレント機能がある電子ピアノを使用することです。

 

アップライトピアノなどの生ピアノにサイレント機能がつけれるタイプもありますが、音を出す機構から変わってしまうため正直勿体無いです(値段がバカ高いので)。

 

初心者であれば手頃な価格の電子ピアノを購入することが一番コスパが高いですね。

 

ちなみに我が家は一階にアップライトピアノがありますが、私が普段練習するのは書斎の電子ピアノ。

 

電子ピアノ ヤマハ

 

夜に弾くことも多いので、消音のためにイヤホンは必須。

 

鍵盤の音(打鍵音)は発生してしまいますが、どれだけ大音量で弾いても自分にしか聞こえていないので、電子ピアノはこのような目的でも本当に重宝します。

 

※我が家の電子ピアノ購入についての記事はこちら↓

最近の【電子ピアノ】は、ピアノ入門者にとっては十分すぎるスペック!

 

おわりに

 

社会人になってからピアノを始めるって、周りが思っている以上にハードルが高くて、さらに勇気がいることです。

 

でも、一生懸命に練習を積み重ねれば必ずピアノは上達しますし、子供の頃から習っているような経験者たちに追いつくことも可能です(マジで)。

 

ぜひ、弾きたい曲に出会って下さい。

 

どんなに難易度の高い難しい曲でも、「人生をかけて弾けるようになりたい!」と思えるような曲に出会えたら幸せじゃないですか?

 

大人になってからピアノを始めた人のラーニングカーブ(成長曲線)は、最初の1年間で急激に上昇します。

 

このことは大人になってからピアノを始めることの最大のメリットです。

 

脳は十分に成長しているので、あとは指の動き、つまり反復練習あるのみ。

 

ぜひ毎日30分以上の練習を繰り返し、1年後の自分の上達ぶりを楽しみにピアノと触れ合って下さいね!