最近の【電子ピアノ】は、ピアノ入門者にとっては十分すぎるスペック!

電子ピアノ ヤマハ ガジェット

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最初から高額なピアノは必要なし。習い始めに選ぶべきピアノは?

 

こんにちは、ヒロです。

 

ゼロからピアノを習い始めた御家庭にとって、まず用意しなければいけないものは何といってもピアノです。もし他から譲ってもらえたなら、まずはそれを使い始めるのが一番です。裕福な家庭でない限り、この時点で初期投資に多額を費やすべきではないと私は思います。

 

最初のうちはまともに弾けませんから、本当に何でも良いです。楽器の質よりも、まずはピアノという音楽をお子様本人が楽しめる環境が大切だからです。極端な話ですが、3~4歳児であれば玩具レベルの安いキーボードで事足ります。いつでも、どこでも、気軽に鍵盤を押せば音がなる、そういった物をまずは優先して用意して下さい。

 

幼児期というのは、本当に気まぐれです。意図的にピアノを弾かせる(練習させる)ことは困難と思って下さい。子供が自由に鍵盤を触り、その時ドの音が出る、次に触った時は違うミの音が出る、それで十分なのです。遊びの感覚で音楽に触れさせることで、ピアノに対して自発的な好奇心が芽生えます。この時点でどんなに高級なピアノを用意しても、そもそも指一本で鍵盤を押せるだけの力はまだありませんし、逆に苦痛に感じて近寄らなくなります。

 

我が家の二番目の子は、物心ついた頃から長女用のアップライトピアノが常にありましたが、当時は渾身の力を振り絞って手の平を鍵盤に叩きつけ、そこで初めて音が出るレベルでした。それ以外にも実は下記のリスクがあり、高額なピアノから始めるという流れは幼児におすすめしません。

 

①木製のピアノは、鍵盤の蓋で指を挟む可能性がある。

 

小さなお子様の手に、この重い蓋が急に閉じてきたら間違いなく高確率で骨折します。ピアノに関する事故で毎年最も多いのがこの幼児の挟み事故です。好奇心で蓋自体も触ってしまうのでしょうね。本当に親切な販売員などは、ピアノを売る際に必ず家庭内の子供の年齢を確認してきます。とにかく数だけ売りたい販売員は、その事実を隠しているか、そんなリスクすら把握していません。

 

「売ったあとの事は知りません。お客様の問題です。」

 

このようなスタイルのお店では初めから購入しない方がベターです。本気でピアノが好きな販売員は、お客様の手と指が本当のお客様、ということを理解していますから、こういったところまで配慮してくれます。はっきり言いますが、基本的に楽器店というのは、趣味にお金を使える裕福な人間を対象としています。ですから、購入欲があるかどうか見極めて接客してきます。買うか買わないか曖昧な一般の家庭に対しては、そこまで親切にするメリットはありません。要するに客を選んで対応してくるわけで、こういった重要な情報(リスクなど)は自分の力でリサーチすることが求めらえます。

 

②習い事が続かない可能性がある。

 

いくら好奇心があっても、何かの拍子に本当に嫌いになってしまう子も出るのが実情です。せっかく習ったのだから続けて欲しい、、、それは親の願望であり、本当に嫌がっているのに習わせておくのはあまり意味がありません。初めて習ったのであれば、1年間は高額なピアノは購入せずに様子を見ても十分間に合います。その後も上手く続きそうな感じかどうか見極め、それから決断した方が得策です。私もこれまでにせっかくピアノを買ったのに続かなかった、という御家庭をいくつか見てきました。インテリアとして置いておくのも確かにありですが、、、。



我が家のピアノ購入ヒストリー(前編)

 

具体的に、我が家でどのようにピアノ自体をステップアップしていったのかまとめます。多くの御家庭は我が家と同じように一般的な財力と思いますので、何かしらの目安にはなるはずです。ピアノを習うというのは、別の記事で書いた通り本当に費用がかさみます。無駄な出費だったと後悔しないためにも、身の丈に合ったピアノを購入していくことを強くお勧めします。

 

①2歳児~

 

まだピアノを習わせる前の段階では、書店で販売されているピアノ絵本で十分です。我が家ではベネッセの『すてきなピアノえほんDX』(税込定価)2,484円を購入し、自由に弾かせて遊ばせていました。さらに自動演奏が33曲も入っているので、親子でお歌遊びもでき一石二鳥です。

 

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感想(4件)


ちなみに、半年でボロボロに破れるほど使い倒してくれました。楽しかったようで、車の中や外出先までどこへでも持ち歩いて弾いていました。乳幼児の頃はこの程度の簡易ピアノでお役十分なわけです。

 

②3歳児~

 

ピアノを習い出すタイミングであれば、安い電子ピアノを購入するのが一番無難です。我が家ではCASIOの『Privia PX-160GD』(税込定価)68,040円を購入しました。安いといってもキーボードでは無いので、このくらいの価格帯は必要です。詳細はCASIOの公式サイトを参照していただきたいのですが、本当に名機だと個人的に思います。最近の電子ピアノのクオリティはこの価格帯でも非常に高く、幼児が通常使用する分には十分なスペックです。ちなみに、現在は私の書斎にありますがバリバリの現役です。

 

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この金額で購入できるのですから本当にコストパフォーマンスに優れています。逆に言えば、あまり高額な電子ピアノになってしまっては、前述したように本末転倒なわけですね。

 

次回はいよいよアップライトピアノの購入についてまとめます。お楽しみに!


 

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