悲報、、、残念ながら医師も人間です。
こんにちは、婿殿ヒロです。
私は日々がん治療に携わっており、医療の最前線で10年以上経験を積んでいます。
振り返ってみると、都心部の某有名大学病院や国内有数の総合病院で勤務してきたこともあり、これまでに多くの医師たちに出会い、一緒に働いてきました。
実際に、この目で医師の仕事ぶりを見てきましたが、今になってようやく確信したことがあります。
結論から言うと、医師の能力は個人差が大きいです。
「人間なんだから、そんなの当たり前でしょ?」
確かにその通りです。
それでは、あなたやあなたのお子さん、あなたの家族が病気や怪我で病院に行くことを考えてみましょう。
診察室に入って、そこで初めて診てくれる医師と対面しますよね?
繰り返しますが、医師の能力には個人差があるのが現実なんです。
初診であなたの目の前に座っている医師は、さて、どうなんでしょうか。
優秀だとわかりますか?
あなたのお子さんを診てくれている初対面の医師は、本当に信用できますか?
「ちゃんとした病院の先生なんだから、そんなの信用できるでしょ。」
ここまで読んでくれた方であれば、その考え方が危険だということはもうお分かりですよね。
初対面なんですから、目の前に座っている医師がどの程度能力を持っているかなんて、絶対にわからないんですよ、、、
驚くかもしれませんが、あなたがハズレを引いている可能性だってあるんですから。
一般的に、医師の能力の問題についてはTVでは一切触れられません。
ニュースで取り上げられるテーマは、地方の深刻な医師不足や、救命医師の過労問題など。
おまけに最近の医療ドラマでは、研修医あがりの新人医師でも神がかっている主人公ばかり(笑)
そんな漫画みたいな世界、現実ではほぼあり得ませんよ。
医師の能力差の問題は、世の中の人たちがもっと正しく認識しておく必要があるのですが、残念ながら日本のメディアでは未だタブー。
医師も私たちと同じ人間なので、能力(知識量や経験数)には確実に個人差があるという基本的なことをまずは知っておいて下さい。
【医師選び】を失敗しないために必要なこと
正直に言うと、医療従事者として経験が長い私の場合は、70%くらいの確率で「できる医者」と「ダメな医者」の区別がつきます。
もちろん、その医師の診察を受けて、振る舞いや言動を見ればですが。
でもその時に気付いても遅いんですよね。
「申し訳ありませんが、他の医師に代わっていただけますか?」
なんてその場で本人に頼めるわけありませんから、、、
仮に頼める根性がある人がいたとしても、医師は相当プライドが高いのであなたが逆にズタボロにされるだけです(笑)
残念ながら、いくら「患者さん本位」を病院理念で掲げたとしても、医療においては患者は圧倒的に立場が弱いので。
「じゃぁ、どうすればいいの?」
その答えは、あなたから先に医師を選ぶしかない、ということです。
「医師なんて自由に選べるの?」
「そもそも誰が働いているかも知らないし、、、」
一般の方ならそのように思うかもしれませんが、インターネットさえ使えれば誰でも簡単に、医療経験10年以上の私と同じような医師選びが可能なんです。
今から私がお伝えする通りのステップで行動できるようになれば、今後の人生であなたが病院を受診するときの考え方が劇的に変わりますよ。
絶対にオススメできる医師選びの方法なので、ぜひ覚えて下さいね!
① 受診する医療機関の公式サイトにアクセスする
まずは、あなたが受診しようとしている(あるいは紹介してもらう予定の)医療機関の公式サイトを調べて下さい。
病院やクリニックであれば、必ずホームページにアクセスできるはずです。
もし病院名などで検索しても見当たらないような医療機関は、その時点で選択肢から外した方が無難ですね。
② 公式サイトから、受診する診療科の専用ページを探す
現代では、医療機関はもはや患者の取り合いなので、言い換えれば情報戦です。
経営側も多くの人がインターネットで検索してくることを知っていますから。
なので、あらかじめサイト上にたくさんの情報を開示して、患者に選んでもらえるように対策しているわけですね。
公式サイトには、とても大事な情報があるのをご存知ですか?
それは【診療科ごと具体的な情報】です。
専用ページとして作ってあるリンク先へ飛べば、受診する診療科の診察時間や、その日の担当医などの情報を誰でも簡単に見ることができるんです。
③ 所属している医師の情報をチェックする
ここからがキーポイント。
必ず受診する診療科に所属している医師を全て確認して下さい。
大抵は医師ごとに紹介文などが載っていますが、そこに必ず記載されている情報があります。
関連学会の所属
資格(認定医、専門医、指導医など)
知らない人が多いですが、ここが重要なんですよね。
どんなに紹介写真で人柄が良さそうな医師でも、能力が高いかどうかは全くの別物。
必ずこの2つをチェックして下さい。
そして、関連している学会に所属していることが明記されて、かつ「〇〇認定医」「〇〇専門医」「〇〇指導医」のどれかを取得していることが最低条件です。
医療職なのに専門学会への所属がない人たちが多いですが、はっきり言ってしまえば、その人たちに優秀な人材などほぼ存在しませんよ(これはマジです)。
④ 信頼できそうな医師を選び、自分から診察担当に希望する
前のステップでしっかりリサーチすれば、あなたがこれから受診するであろう診療科の中で、いったいどの医師が一番信頼できそうか予想できるようになります。
その後やることはただひとつ。
選んだ医師の【診察担当日】を探し、その日に狙いを定めて予約するだけです。
紹介状を書いてもらうような場合は、具体的に医師の名前を出してお願いした方が絶対に得策ですよ。
本当にたったこれだけ!
面倒くさいかもしれませんが、あなたが優秀な医師に巡り合いたいのであれば必ず避けては通れません。
この①〜④のステップが失敗しない医師選びにどれだけ重要かは、長い間ずっと医療従事者である私や妻(ナース)が断言します。
大事なことなので何度でも繰り返しますが、医師も人間ですから当然能力差があるんです。
自分自身や家族のためにも、後悔しない医療を選択できるよう覚えておいて下さいね!
おわりに
最後に矛盾することを言いますが、どんなに(対外的には)優秀な医師であっても、本人の人間性に問題があっては意味がありませんよね。
残念ながら、このようなタイプもたくさんいるんですよ、、、
医療の極論はサービス業であり、人間としても優れた人格者でなければなりません。
「なーんか、この先生とは合わないなぁ。」
「全然こっちの話聞いてくれないし、目も合わせてくれないし。」
そう感じた時は要注意です。
どれだけ知名度の高い医師であっても迷わず変えることを検討して下さい。
本当に優秀な医師であれば、必ず患者の目、家族の目を見ながら話します。
本当に優秀な医師であれば、必ず本人の訴えに耳を傾けます。
それらが診断のヒントになることを経験から学んでいるので、どれほど聞き取りずらい口調であっても絶対に疎かにはしません。
ぜひ、今回お伝えしたステップを実践してみてくださいね!
発展著しい現代の医療で、満足のいく数少ない優秀な医師に出会うために、まずはあなた自身がアクションを起こしてみましょう。
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