【アップライト】と【グランド】ピアノの生の音は、表現力を倍の速度で向上させる。

ピアノ



初級レベルからはある程度の投資も必要

 

こんにちは、婿殿HIRO(@donomuko16)です。

 

ピアノを習い始めて1年が経過した頃になると、両手の練習もそれなりに本格的になります。小学校に入学する頃には『バイエル』や『ブルグミュラー』などの教本をレッスンで使用している方も増えてきます。

 

その時期に問題になるのが、弾く力です。ピアノ教室にあるグランドピアノアップライトピアノの鍵盤は重いといってしまえばそれまでなのですが、重さだけでは言い表せない独特の感触があります。(ピアノ業界の専門用語がありますが、この記事ではあえて使いません。)

 

前回の記事では入門編をまとめましたが、安価な電子ピアノですとこのレベルから悩み出します。教室でのレッスンと自宅での練習で、小さな子供ながらギャップを感じ取るわけです。指の力加減音の響きが全く違うわけですから、当然ですよね。ここに電子ピアノと本物の弦との相違が顕著に表れるのです。

 

あなたのお子様がここまで来たら、ピアノ自体のスペックアップを考えるべきです。この時期からは基礎の基礎が重要になるのですが、その大事な段階でピアノの打鍵感が本来の感覚と異なるのは正直避けたいところです。

 

とは言ってもですよ、この記事を読んでいる方のほとんどは一般の御家庭なわけです。そんな簡単に高額な出費を許容することなんてできませんよね?(実際に私自身も、我が家の長女の時は悩みました。)

 

そこで、初級用としてお勧めしたいのが電子ピアノの中位モデルです。上位モデルは30万円以上とかなりの高額なので、それを買う余裕があれば初めからアップライトピアノを選ぶべきです。中位モデルの相場は10~20万円ほどですが、各メーカーともそれなりのスペックが揃っており、むしろ激戦区の価格帯でもあります。

 



我が家のピアノ購入ヒストリー(後編)

 

我が家の場合は、幼稚園児に高額なアップライトピアノを買ってあげる余裕はなく、YAMAHAARIUS』を家電量販店にて購入しました。当時12万円程度だったモデルですが、得意の値切り戦術を駆使し、なんとか税込9万円弱で手に入れました。

 

長女が小学3年生までは、この電子ピアノで十分に事足りました。

 

と、言いたいところですが、ここは正直にお伝えします

 

実は、その1年前あたり(小学2年生頃)からすでに限界を感じていました。そして結果的にアップライトピアノの購入に踏み切ったわけですが、その決断をする大きなきっかけが、レッスン教室で開催したピアノの発表会でした。

 

家では完璧に弾けていた曲が、当日のコンサートホールのグランドピアノでは全く弾けなかったのです。長女もかなりショックを受けていたのですが、よくよく話を聞いてみると、打鍵感が驚くほど違ったらしく、本番で咄嗟には対応しきれなかったのが原因でした。

 

普通の感覚であれば「それはあなたの練習不足が悪い」と片付けて終わりだと思います。しかし、私には長女の言っていることがすぐに理解できたのです。

 

少し話がそれますが、私自身も3歳の頃からピアノを習っていました。

 

家庭が大変貧しかったので、小学生にあがるまでは鍵盤が少ない玩具の小さなキーボードでした。鍵盤が本当に足り無いので、横に鍵盤を書いた紙を置いて練習するなんて荒業もしました、、、。

 

小学校入学時、ようやくローランドの電子ピアノを購入してもらい(それでも当時30万円近くしたそうですが)、それからはまともな練習を積めたのですが、実際にグランドピアノを弾く時は毎回相当なストレスでした。鍵盤が逆に軽すぎて、力加減がわからないのです。

 

初めのうちは練習量でカバーしましたが、それでも高校生になった時に周りとの差を痛感したのです。(まぁ、その子たちは現在ピアニストや音楽教員になったレベルなので、比べた相手も悪いのですが、、、)

 

そういった背景もあり、自分の子に同じ苦痛を味わって欲しくないと、アップライトピアノの購入を決断するに至ったわけです。ただし、庶民の我が家にとっては本当に高額な投資でした。新築のローンやら車のローンやら、先のローランドならぬ今はローンランドです。

 

奮発して一括購入したのは、YAMAHA『UX10A』1980年代後半から1990年代にかけて製造され、現在は中古ピアノしか出回っていませんが、この記事を書いている2018年時点で60万円前後で取引されている超人気モデルです。むしろ、年々価値が上がっています

 

なぜ中古にそんな金額?と思うかもしれません。

 

たしかに、アップライトピアノであれば新品購入も可能な金額です(モデルを選ばなければですが)。ここでは詳しく触れませんので、興味のある方はこのUX10Aを検索してみて下さい。海外富裕層への輸出に多く取られてしまい、国内では大変入手困難な名盤となってしまいました。下記は私が見た中でも程度が非常に良いものをセレクトしたので、売り切れる前に一度検討してみるといいかもしれません。

 

Amazon: YAMAHA UX10A

中古価格
¥594,000から
(2018/12/23 22:33時点)

Amazon: YAMAHA(ヤマハ)UX10A / 中古アップライトピアノ

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楽天: YAMAHA ヤマハ UX10A【中古ピアノ】【アップライトピアノ】【名古屋のピアノ専門店】】大きな譜面台 黒艶出し 1型モデル

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価格:617,760円
(2018/12/23 22:36時点)


要約すると、当時全盛期だった日本産業の高品質が集約しており、YAMAHAのアップライトピアノ最高傑作とも言われているシリーズです。木材の材質(これは音響の核です)や内部の技術を現在同様に再現しようとすると、200万円相当に及ぶそうです。おそるべし、バブル期の世界の日本、、、。

 

現に、毎年私が依頼している大ベテランの調律師(国家検定1級ピアノ調律技能士・YAMAHA専属)も、これは本当に良いピアノと太鼓判を押してくれます。

 

実際に購入時支払った金額をまとめます。結構な金額ですが、みなさんが購入する際の目安となれば幸いです。ちなみに、私はヤマハミュージックリテイリングでリニューアルピアノYAMAHAで新品同様に改修済みの保証品)を購入しました。本当に綺麗な状態なので、どのシリーズもお勧めですよ。

 

・YAMAHA UX10A 428,000円(税込) ※当時の相場でこの値段です。

・YAMAHA 革椅子 18,000円(税込)

・ピアノ運搬専用業者による搬入設置 17,280円(税込)

・初回調律代 14,040円(税込)

・ラスター、ユニコン、カバー、インシュレータ 2,050円(税込)

 

以上の合計金額:479,370円(税込)が投資した費用です。結構な金額ですよね、本当に、、、。

 

しかし、繰り返しますが、これは我が子の成長に期待する投資なのです。他の記事で載せていますが、アップライトピアノで練習するようになってからは各段に練習量が増え二年連続でコンクールファイナルへ進出するレベルになりました。二番目の子はすでに4歳でブルグミュラーコンクールのファイナリストです。このような経験はお金では買えませんが、経験させてあげるのに必要な環境には投資できるわけです。

 

生の弦から発せられるピアノの音は、人を魅了します。それは人類の歴史が証明しています

 

みなさんのお子様も、初級クラス以上になったらピアノのスペックを上げて下さい。必ずお子様の成長の糧になります。


 

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