ピアノ初級から抜け出したい方は必見!〈ハノンピアノ教本〉で鍛えられる演奏テクニック【動画付き】

ピアノ 小学生 ハノン HANON 指の力 ピアノ

ピアノ初級から抜け出せない理由は、指の力が足りないから

 

こんにちは、婿殿ヒロです!

 

突然ですが、あなたのお子さんがもしピアノの初級レベルから抜け出せずにいるなら、すぐに確認してほしいことがあります。

 

それは、お子さんがピアノを弾くときの【指の力】です。

 

「うちの子は鍵盤が重い生のピアノでも大きな音をしっかり出せるし、力は全く問題ないわね、、、」

 

それなら、薬指と小指はどうでしょうか?

 

実は初級から抜け出せない子の多くが、この薬指と小指のピアノを弾く力が圧倒的に弱いんです。

 

ぜひ、人差し指と薬指、人差し指と小指をそれぞれ交互に弾かせて、音の強さを比べてみて下さい。

 

明らかに人差し指は力強く弾けているのに、もう片方の音は少し弱々しくないですか?

 

理由は簡単で、薬指と小指をしっかり鍛えていないから。

 

指も筋トレと同じで、薬指や小指って普段あまり使わないので、そもそも力が弱いんですね。

 

小学生のうちから早くも中級レベルまで上達している子は、必ずこの指の力をしっかり身につけています。

 

ピアノの演奏を聴けば、間違いなくすぐに分かりますよ。

 

「ピアノは力(ちから)は要らない!」

「ピアノは力(りき)まない!!」

 

なんてアドバイスをよく耳にしますが、これが勘違いの原因かもしれませんね、、、。

 

薬指や小指の力が足りないから、思い通りに手を動かせずに結果的に力んでしまうんです。

 

つまり、上のアドバイスは5本の指が全て均等に動かすことができる大前提。

 

ピアノを習い始めて数年くらいの【初級レベル】のお子さんは、世の中に大勢います。

 

その初級レベルでよく聴くぎこちない演奏の大半の原因が、これらの指のトレーニング不足なんですが、ピアノの先生がしっかり指導していかなければなかなか身につきません。

 

少し厳しい見方ですが、現代のピアノの先生は良くも悪くも優しすぎるかもしれませんね、、、

 

その子ができていない部分(弱点)は、しっかりと指摘して、しっかりと叱れるくらいの度胸がある先生でなければ延々克服できませんよ。

 

簡単にピアノ教室なんて変えないし、先生に意見を言うなんて以ての外だし、、、

 

親としては分かっていてもなかなか対応が難しいですよね(笑)

 

ちなみに私がピアノを習っていた当時(20年くらい前ですが)、ピアノの先生にはよく怒鳴られたり、弾いている最中に手を叩かれて演奏を止められる、なんてことはザラでしたね。

 

今の時代にそれをやったら生徒が離れていってしまうかもしれませんが、そのくらい熱血的な先生の方が間違いなく伸びます。

 

その一方で、厳しいレッスンでピアノが嫌いになって辞める子も増えると思うので、幼いうちから芽を潰してしまう行為と批判されればそれまでなんですが、、、

 

まぁ指導方法についてはピアノの先生方に議論していただくとして、自分でなんとかするとすれば、もうシンプルに指を鍛えるしかないんですよね。

 

そのために適切なピアノ教材は、ハノンが書き下ろした歴史的なピアノ教本しかないと言う話を過去の記事でさせていただきました。

 

(まだ読んでいない方はコチラの記事をどうぞ↓)

 

子供のピアノレッスンに【ハノン(HANON)】は必要なの??経験者が振り返るメリットとデメリット

 

【HANON】4と5の指を鍛えれば、大人になってピアノを始めても必ず上達しますよ

 

150年もの間、世界中で変わらず愛用されている歴史的なレッスン本となったハノンのピアノ教本。

 

今の世の中には様々なピアノ参考書が出回っていますが、ハノンだけは疑う余地がありません。

 

実はピアノ評論家の間で「ハノンを子供にやらせるべきか」が議論の対象になったりしますが、指の力をつけるといった観点だけで見れば、その効果は歴史が証明しています。

 

現時点では間違いなく、「指のトレーニング本」としてピアノ教材の頂点に君臨し続けているので、もしまだ持っていないなら、普通に千円程度で買えるのですぐに購入して練習してほしいですね。

 

本当に大事なことなので繰り返しますが、お子さんがピアノ初級レベルから抜け出せない理由は、薬指と小指の力不足が原因。

 

ぜひハノンのピアノ教本でトレーニングさせて下さい。

 

次の項目では、これからハノンを検討される方に向けて、この教本でトレーニングできる内容を簡単にまとめます。

 

「こんな風に弾ければいいのかぁ」と独学で進める場合でも直感的に分かるように、ハノンをコンプリートしている参考動画もセレクトしておきましたよ!

 

〈全訳ハノンピアノ教本〉でトレーニングできる項目

 

一言で「指の力」と言っても、実際には細かく演奏のテクニック別に分けて練習していく必要があります。

 

ハノン関係でもたくさんのレッスン本があるのですが、今回は世界的に定評のあるハノンの名著作〈THE VIRTUOSO PIANIST(ピアノの名手になる60練習曲)〉を対象にしました。

 

国内では、全音楽譜出版社が訳して出版した〈全訳ハノンピアノ教本〉が一番人気ですが、この本の構成は以下の通りです。

 

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※分かりやすいように、実際の構成に私が少し加筆しています。

 

第1部(練習曲1〜31)

① どの指も素早く動くための練習

② どの指も1本ずつ独立させるための練習

③ どの指も力強くなるための練習

④ どの指も粒をそろえるための練習

 

この31曲目までなら、ピアノ初級レベルでもそんなに苦労せず進められるはずです。

 

しかし、テンポやアレンジを追求していくと難易度は急に上がりますから、お子さんのレベルにあった使い方をしていく必要がありますね。

 

第2部(練習曲32〜40)

⑤ 音階の準備

⑥ 12の調の長音階とその関係短音階

⑦ 半音階

 

ここからスムーズには弾けなくなってきます、、、

 

弾き慣れるまでは根性を鍛える練習にもなりますよきっと(笑)

 

第3部(練習曲41〜43)

⑧ アルペジオ 三和音

⑨ アルペジオ 減7の和音

⑩ アルペジオ 属7の和音

 

アルペジオとは、和音を構成する音を一音ずつ順番に弾いていくことで、リズム感や深みを演出する演奏方法のことです。

 

少し学術的になって難しい言葉が増えてきますが、このアルペジオ(アルペッジョ)はピアノの必須用語なのでしっかり覚えて下さいね!

 

第4部(練習曲44〜60)

  • 3つ、4つの同音の連続
  • 2音続く音の弾き方
  • トリル、3重トリル、4重トリル
  • 手首の練習
  • オクターブで音階を弾くための練習
  • トレモロ
  • その他

 

トリルは隣接する2つの高さの音を相互に反復する方法、トレモロは単一の高さの音を連続して小刻みに演奏する方法です。

 

区別がつかないことが多かったりもしますが、難易度が高い曲ほどこれが頻繁に出てきます。

 

オクターブの練習もありますが、正直、手のサイズで難易度が結構大きく変わってしまうので、お子さんの場合はあまり無理をしなくて良いかもしれませんね。

 

参考動画

 

YouTubeで再生回数10万回に達する勢いの60曲を網羅した動画です。

 

オーストラリアのピアノ講師【Alan Chan】が1曲ずつ丁寧に弾いているので、独学で練習する方はぜひ参考にしてみて下さい(特に40番以降)。

 

毎日どのくらいハノンを練習すべきか

 

鬼のようなモチベーションを秘めているお子さんであれば、毎日1〜2時間弾けば相当な上達が期待できます。

 

著者ハノンも巻末で「毎日この60曲を1時間で弾くことを継続する」のを勧めています。

 

でも、ピアノを習っているお子さん全員がピアニストを目指しているわけではありませんよね?

 

我が家の子たちも全国区のコンクールで受賞したりしましたが、おそらくハノンが勧めている練習方法を強要したらピアノを嫌いになって辞めてしまうかも、、、

 

(コンクール受賞記事はコチラ↓)

【ブルグミュラーコンクール・ファイナル】幼児部門で銅賞となった審査員評価と、さらに上を目指すために必要な壁。

【ブルグミュラーコンクール・ファイナル】小学3・4年Bの銀賞受賞と、審査員評価から予測する採点基準

 

練習があまりにも苦痛でピアノが楽しくなくなってしまっては本末転倒です。

 

あくまでもピアノを習わせている親の一人としてですが、私の考えは子どもの頃のハノンは15分で十分。

 

15分で弾ける範囲で構いませんし、大事なのは毎日15分継続する方です。

 

しっかり継続できれば、1年後には必ず初級レベルを抜け出していることでしょう。

 

ピアノが一番楽しく感じるのは、指の力がついて少し難易度の高いクラシックなどを弾けるようになった時です!

 

あなたのお子さんがピアノを何年習っても伸び悩んでいるときは、(ピアノの先生には内緒で)一度ハノンの扉を開いてみて下さいね。

 

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(CD音源があるとかなり練習効率いいですよ↓)

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