ジブリの世界観は、久石譲の演奏でしか表現できない
こんにちは、ヒロです!
私はスタジオジブリが大好きですが、中でも宮崎駿監督の作品が特にお気に入り。
どのストーリーももちろん素晴らしいのですが、全て【久石譲】の音楽があってこそ。
これほどまでにスタジオジブリの世界観を築けたのは、久石譲の功績といっても過言ではありませんよね。
私がピアノを好きになった理由も、久石譲のピアノに出会えたから。
宮崎駿監督の作品と久石譲の音楽が生まれ続ける、今のこの時代に生まれて本当に良かったと思っています。
それほどまでに久石譲の音楽に惚れ込んできました。
特にジブリの名曲は、作曲者である久石譲本人の演奏でしか、その世界観を表現しきれません。
おそらく私が日本一、久石譲のピアノを聴いているので断言できます。
御本人も著書『感動をつくれますか?』(角川新書)の中で、ピアノを演奏する技術だけだったらもっと巧いピアニストがいくらでも存在しているけれど、自分の作曲した意図を表現できるのは自分しかいないと述べています。
本当にその通りだと思いますね、、、
ちなみにジブリの音楽を聴く上ではCD音源が一般的ですが、上で述べた違いを知るためにオススメの方法は、久石譲がコンサートでピアノ演奏している動画を観ること。
生でコンサートを観たことがある方は鳥肌モノだと思いますが、動画でも十分にその世界観が表現されていることがわかります。
今回は、私がこれまでに何百回と聴いてきた久石嬢のコンサート動画の中から、ジブリの名曲に絞ってご紹介しますね。
どの演奏も作曲者本人にしか出せない味が滲み出ていますので、何度でも観て聴いて、他のピアニストの演奏とぜひ比べてみて下さい。
ジブリの世界観は、音楽を通して久石譲が作り出したことを実感できるはずです。
久石譲のピアノ演奏、オススメのジブリ名曲【TOP5】
第5位 人生のメリーゴーランド 『ハウルの動く城』
ダンスホールで踊るような『ハウルの動く城』のメインテーマを見事に表現しているオーケストラ。
久石譲のピアノ演奏はかなりピンポイントですが、十分すぎるイントロのインパクトです。
「短か!!」って思ったかもしれませんが、安心して下さい(笑)
第4位からはとんでもないスケールになります。
第4位 Fantasia 『風の谷のナウシカ』
ラスボス感が半端ないレクイエム調、、、
オープニングのFantasiaから他の曲まで続くので、『風の谷のナウシカ』の世界観をこのオーケストラだけで網羅しています。
このイントロのピアノ演奏でしか、腐海の森は表現できませんよね。
第3位 風のとおり道 『となりのトトロ』
『となりのトトロ』から連想される、のどかな田園風景と神木の壮大なイメージを堪能できます。
和音のコンマ数秒のずらしと、独特のテンポがあってこその世界観なんですよね、、、(マニアックすぎ??)
第2位 アシタカとサン 『もののけ姫』
私はこの曲を初めて聴いた時、本当に衝撃でした。
当時まだ小学生だったので『もののけ姫』のストーリー自体もインパクトがありましたが、それ以上に「アシタカせっ記」とこの「アシタカとサン」が本当に素晴らしい。
地から芽が息吹き、やがて森、山に育っていくような、そんな大自然のイメージを巧みに表現している演奏です。
後半のコーラスが終わった際には、客席の宮崎駿監督からも満面の笑みでエンドレスな拍手喝采!
『もののけ姫』の世界観はこの曲によって完成されたことを実感できる演奏です。
ちなみに、私は毎日必ずこの曲をピアノで弾くほど大好き。
※ピアノ演奏はありませんが「アシタカせっ記」もどうぞ↓
第1位 あの夏へ 『千と千尋の神隠し』
大正〜昭和のなんとも懐かしい昔の感じが漂うあの独特なイメージ。
『千と千尋の神隠し』の不思議な世界観はこの旋律でしか味わえず、本当に表現が神がかっています、、、
まずは直近の2017年のパリ公演からどうぞ↓
私が一番好きな演奏は、やっぱりこの武道館↓
こちらも私の毎日のピアノレパートリー。
第3位の風の通り道とも似た和音ですが、その和音のズラしかたと音の抜き方が絶妙なんですよね、、、
この演奏は何度聴いても惚れてしまします。
ぜひ、久石譲の世界をCD音源でも
皆さんはいかがでしたか?
今回はジブリの名曲に絞ってTOP5をセレクトしましたが、久石譲を堪能できるピアノ演奏はまだ他にもたくさんあるので、次の機会に紹介しますね。
「いや、もっとこっちの演奏の方が私は好きだなぁ、、、」
なんてマニアックなあなたの意見があればぜひ教えて下さい!