【レビュー】初めてのNASにオススメなのはBUFFALO(バッファロー)!スペックや口コミよりコスパ優先が賢い選択ですよ。

NAS Link Station BUFFALO ガジェット

外付けHDDの複数持ちは便利だが、WindowsとMac両方使う人はかなり煩わしい

 

こんにちは、婿殿ヒロです。

 

記録媒体として昨今主流となっているものの一つに、外付けHDD(ハードディスクドライブ)が挙げられます。

 

安価なタイプも多いので、使っている人って結構多いのではないでしょうか。

 

ちなみに私ですが、外付けHDD3つを以下の用途で使い分けてきました。

 

① 子供の写真や動画を保存しておく2TB

② 仕事や学会のデータ持ち運びに1TB

③ Macのバックアップ“Time Machine”用としての1TB

 

用途別にHDDを分けていると便利だったのですが、実は一つだけ不満がありました。

 

①と②はWindows用としてフォーマットしていたので、現在のメインPCのMacで読み込み以外は使えないんですよね、、、。

 

(仮想OSは私には必要ないので使いません)

 

データが必要な時は先にWindows経由で外付けHDDを開き、必要なデータのみMacへ転送といった感じで非常に煩わしいの一言。

 

まぁそれなりに割り切って長年我慢してきましたが、今回は意を決して自宅へNAS(Network-Attached Storage)を設置し、HDDを一つにまとめることにしました。

 

※「NASって何?」という方はコチラの外部サイトがわかりやすいです。

 

初心者にとってはハードルが高い?→いいえ、NASは簡単です。

 

NASを購入するにあたって、正直、めちゃくちゃ悩みましたし色々調べました。

 

職場では普通にNASがあるので慣れてはいたのですが、自分でゼロから構築するとなると心理的に結構ハードルが高いんですよね。

 

失敗したらどうしようとか、高すぎるなぁとか、、、

 

でも何の心配もいりませんでしたね、実際のところ。

 

ということで先に結論を述べてしまいますが、NASは初心者でも簡単に構築することができますよ(マジで)!

 

ただし、それには大事な前提条件がありますので以下にまとめますね。

 

NASキットを購入してゼロから作成するのは避けること

 

NASで人気なのが、HDDが別売りのキットです。

 

好きな容量のHDDを購入して自由にカスタマイズできるので、慣れている人やマニアックな方には結構口コミが高いです。

 

しかし、これから初めてNASに入門するという方には絶対にオススメしません。

 

なぜかというと、入門にあたってはNASについて知らないのでゼロから調べますよね、皆さん。

 

そうするとネットの情報は基本的にハイスペック同士の議論なので、色々と調べていくうちにハイスペックが普通になってしまうんです。

 

でもこれ、ぶっちゃけ一般の方が普通に使用する分には必要ありませんよ。

 

ちなみに入門者がいきなりハイスペックなNASを構築しようとすると、知らないが故に口コミ順で製品を購入して組み合わせていくのでかなり高額になります。

 

一番容量の低い2TB程度でも軽く4万円近いですが、無用な経済的なハードルは余計に腰を重くしてしまうので辞めておきましょう。

 

NASの役割さえ機能すれば、まずはコストパフォーマンスを優先することが賢い選択と言えます。

 

国産で長年実績のあるBUFFALO(バッファロー)のNASを選ぶ

 

HDDが標準装備されているNASでオススメなのがBUFFALOの製品。

 

オススメというか私としてはこれ一択ですね。

 

そのくらい個人用NASとしては完成されたシリーズで、海外メーカーと大きく異なるのはBUFFALOのサポート体制が充実していることです。

 

私も何度か公式サイトのチャット相談でお世話になりましたが、本当に親切で丁寧に教えてくれますよ(もちろん無料のサービスです)。

 

しかも、BUFFALOのNASはHDDセットなのに値段もかなり良心的。

 

HDDは世界的ブランドのWD(Western Digital)社製をしっかり採用しているのも魅力的ですよね。

 

ちなみにWDのRedモデルはNAS用HDDとしてトップクラスのスペックを誇りますが、高額になってきますし、個人利用であればスタンダードのBuleモデルで本当に何の問題もありません。

 

BUFFALOのNASもこのWDのBlueモデルを採用しています。

 

今回私が購入したNASは、2018年発売のLink Station【LS520D0402G】というBUFFALOのNASシリーズ上位モデル。

 

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RAID1(レイド・ワン)対応かつ高速通信が可能なスペックが必須

 

NASのバックアップ機構の一つにRAIDという方法があります。

 

「RAIDって何のこっちゃ?」という方はコチラの外部サイトを参照してくださいね。メーカー公式なのでかなり詳しく解説してくれています。

 

個人利用であればRAIDは必要ないという意見もあるようですが、NASこそRAIDを選択すべきで、HDDのクラッシュなど予期せぬトラブルに備えておくのは当然の措置ではないでしょうか。

 

そうは言ってもRAIDのクラスが上がると値段がバカみたいな金額になるので、RAID1程度にしておくのがオススメ。

 

ただし、二つのHDDにそれぞれ同じデータを保存することになるので、実質の容量が半減してしまうのと、通信が多少遅くなるデメリットが生じます。

 

それでもデータを守ることが最も大事ですよね!

 

RAID1と高速通信の両方を満たしているのが、BUFFALOの上位モデル(LS520シリーズ)。

 

しかも接続して30分程度で、PCとスマホアプリの全ての設定が終わってしまうほどのシンプルさが特徴です。

 

RAID1を自動で構築してくれて、かつ高速通信でデータの出し入れが楽となると、このコスパ以上のの機種が見当たりませんね、、、。

 

入門者が正しくNASを使っていく上での前提条件全てをクリアし、さらに価格のバランスも取れている製品なので本当にオススメですよ!

 

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【実証】NASは初心者でも超簡単に設置できます

 

最後に、今回私が購入したBUFFALOのLink Station(LS520D0402G)を新品購入して設置していく様子をまとめておきます。

 

「これからNASの購入を検討しているけど、初心者の自分にうまくできるのか不安だなぁ、、、」

 

という方へ少しでも参考になれば嬉しい限りです。

 

開封から設置まで

 

HDDなんで振動は要注意ですから、運送会社も大切に運んできてくれました。

 

NAS Link Station BUFFALO

 

新品購入は補償(保証証が発行される販売店を選ぶこと)の観点からも絶対におすすめします。

 

NAS Link Station BUFFALO

 

中は化粧箱ごと梱包材でしっかりガードされていました。

 

やっぱり運送時の振動は将来的な故障リスクの増加に繋がる気がするので、ありがたいですよねこの配慮は。

 

NAS Link Station BUFFALO

 

今回購入したのは4TBですが、RAID1で使用するので実質2TBのNASということになりますね。

 

NAS Link Station BUFFALO

 

付属品は電源コードとLANケーブルのみ(これ以外は必要ありません)。

 

NAS Link Station BUFFALO

 

↓本当に厳重に振動対策されているようです(笑)

 

NAS Link Station BUFFALO

 

サイズ感は意外にもかなりコンパクトでいい感じですよ〜!

 

NAS Link Station BUFFALO

 

HDDは初めから装着済みなので、自分で工具を使って取り付ける手間が省けます。(初心者には結構助かるところ)

 

NAS Link Station BUFFALO

 

裏の配線もたったこれだけ!

 

冷却ファンも内臓なので、シンプルで良いですよ〜。

 

NAS Link Station BUFFALO

 

私は震災を経験している身なので電源系にはかなり慎重派。

 

iMacと同じ扱いでUPS(無停電装置)に接続し、予期せぬ事態を防ぎます。

 

ちなみに既存の3台の外付けHDDも写っていますが、やっぱり信頼のBUFFALOで長年揃えていましたね。

 

NAS Link Station BUFFALO

 

設置ガイドは紙1枚なので超簡単ですよ。30分もかかりません。

 

 

詳細なマニュアルや使い方の応用編は公式サイトから無料でダウンロードできるので安心して下さい。

 

一通りデータ移行も終わりましたが、使ってみて不明だった点は基本的にありません!

 

本当に操作もシンプルなので、特にNASが初めての方にとってはかなり抵抗が少ないのではないでしょうか。

 

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おまけで使用感レビュー

 

騒音は?

 

冷却ファンの音は非常に静かでほぼ何も聞こえません。

 

HDDに読み書きする際に“カコカコ”とドライブ関連の音がしますが、滑らかな感じなので特に気にもなりません。

 

速度は?

 

RAID1で運用しているので遅くなるのが必須ですが、それでも結構早いですね。

 

有線LANで接続していれば、動画の書き込みで最低30MB/sは担保されています。

 

アプリの使い勝手は?

 

ネットの口コミでは酷評している人もいますが、実際に使用してみると至って普通でした。

 

本当にシンプルに使えますので、何の問題もありません。

 

容量は?

 

私は今のところRAID1の2TBで十分ですが、予算があれば多めにした方が無難だと思います。

 

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正直、こちらの6TBモデルをRAID1で3TBとして使用してもよかったかなと、、、。

 

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将来的に4K動画が主流になってくれば、間違いなく容量は必要になってくるので、買い替えが嫌な方は初めから8TB用意しておくのもアリかなと。

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2TB増やすごとに1万円の価格差が出てくるので、あとは皆さんの財布とのご相談。

私もしばらくこのモデルを使用してみて、何か感じたことがあれば追記していきます。