「財布の紐を握るのは妻」は古い
こんにちは、婿殿ヒロです!
突然ですが、皆さんのご家庭で〈お財布役〉はどちらが担当していますか?
奥様? それとも旦那様?
一般的には、女性側がお金の管理をしている家庭が多いですよね。
毎月お小遣い制のサラリーマンが、世の中大量に溢れているのが実情でしょうか。
この要因は日本の文化にあります。
昔から男性が働き、女性が家事をする風習が根付いている日本人にとっては、家のことは全て妻に任せっきりなのが普通なんです。
その代表例が【家計】。
現代に置き換えて言えば、電気・水道など固定費の支払いや食費、生活費に至るまで全て奥さん側でやりくりしている家庭が大半ではないでしょうか。
自分の家庭の生活費すら把握していない旦那さんって、実は結構多いんですよね、、、
「うちは財布の紐を握っているのは妻だからなぁ」
なんてサラリーマンの会話をよく耳にしますが、正直言ってそんな文化はもう古いです。
家計(=お金の管理)は、女性側がやるものという決まりはありません。
むしろ意外かもしれませんが、家計は男性側が担当した方がメリットが多いですよ?
私も結婚して10年以上経っていますが、結婚した当初から家計の管理は自分がメインで担当してきましたし、今後も変わりません。
初めから自主的に担当してやりくりしています。
このように男性側が家計を管理した方が圧倒的に良い理由について、今回はホンネでお伝えしていきますね。
〈夫・旦那〉が家計を管理するメリット
結論から先に言いますが、男性側が家計を管理するメリットはたったひとつ。
〈常に家計を考えるようになるから〉です。
ん?と思った方もいるかもしれませんが、家計を管理していない旦那さんの多くは目先の仕事をこなして給料をもらうだけの生活に慣れすぎなんですね。
「家のことは妻が全部やってくれているから任せている」
この発想は、思考停止を意味します。
家計のやりくりに頭を悩ませている奥さんたちはよくわかると思いますが、毎月かなり悩まされますよ。
収入と支出のバランスがギリギリのご家庭なら、常に月末の残高を気にする生活ですから、、、
その精神的プレッシャーを男性側が請け負いましょう、というのが私の考え。
自分が家計を管理していれば、自分の給与収入と家庭の支出が嫌でも目に入るようになります。
これは確実に男を成長させますよ!!
不思議なもので、自分が管理した方がお小遣い制より圧倒的に無駄遣いが減るんですね。
だって家計が大変なのを一番理解しているのは自分になるわけですから。
男はプライドの高い人間なので、家計が厳しくても奥さんや子供達に心配かけないように振舞います。
次第に、今の生活水準に対して自分の収入が低いということも気づき始めてくるので、将来の蓄えに対しても相当不安になることでしょう、
家計を管理することの難しさを体感した旦那さんは、きっと仕事で遅く帰ってきても、夜遅くまで本を開いて勉強するはず。
寝る時間を削って毎日疲労困憊になったとしても、お金のための勉強をコツコツ始めます。
まさにインプットする習慣が身につくのです。
インプットができる旦那さんと、それすら理解していない旦那さん(例えば、毎日帰ってきて妻が用意した夕飯を食べながら晩酌して寝るだけの生活)では、数年間で埋められないほどの差がつくことは容易に想像できますよね?
男は結婚してからが勝負。
そしてこのことを旦那さんに気づかせるためには、思い切って家計を任せてみましょう。
「今日から私はお金の管理一切しないから、支払いも手続きもあなたが担当してね?」
このぐらい強引に押し付けてみるのもアリです。
「旦那は無駄使いしてしまうから絶対に無理!」
と思う方は、旦那さんがその程度の男だと信用していない証拠ですよ。
大丈夫、奥さんは旦那さんのプライドをうまく利用して成長させてあげて下さい(笑
〈夫・旦那〉に家計を任せる前に読ませておく本【TOP3】
これから旦那さんに家計の管理を任せる決心がついたあなたは、ぜひこれから紹介する本を買って旦那さんにも読ませましょう。
どれも家計をやりくりする上で重要な【お金】についてしっかり学べる名著ですが、私が紹介する順番に読むのがオススメ。
①「金持ち父さん 貧乏父さん」
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改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本) 新品価格 |

多くの家庭で、なぜどこも家計が苦しいのか。
これを読めばお金についての本質が理解できるようになります。
②「ウォール街のランダム・ウォーカー」
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ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理 新品価格 |

なにやら難しそうなタイトルですが、安心して下さい。
とても真面目な投資について学ぶ本です。
旦那さんが家計を管理し出すと必ず、給与収入だけではやりくりが厳しいという現実を思い知りますから。
「何とかしないと、、、」
そして株に手を出して失敗するサラリーマンがとても多いですが、この本を読んでおけばまず失敗はしません。
大きく儲けるような博打として投資をするのではなく、将来の家計に向けた貯蓄への考え方をまず身につける本です。
③「チャールズ・エリスのインデックス投資入門」
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①→②の順でしっかり読んで、お金の本質を理解してから最後③に移って下さい。
行動への後押しをしてくれます。
「投資するようなお金はウチにはないから、こんな難しそうな本は関係ない」
なんて既成概念に囚われないで下さいね。
あなたのご家庭の家計を少しでも楽にするために、この3冊は間違いなく役に立ちますよ。